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2015年3月29日 (日)

外国人と会話。私の……日本人の?……悪い「くせ」

 2月某日、ずっと空き家だったアパートの向かいの部屋に、ご老人が入居。

 カリフォルニアから来た、ジェームズ氏。亀の研究をする学者様であります。海南師範大学の副学長に招かれたようで、3ヶ月の短期滞在で外国人用アパートに住み(おそらくは私と同じく大学公費で)三亜などに出かけて亀の写真を撮り、お返しに滞在期間中、英語科の生徒に英語を教える。そういう滞在・業務内容だと理解しました。

 私の方から誘って、土曜日の夜ごはんを一緒に摂りました。大学の正門前の温泉ホテル(なぜか温泉がホテル内にない。近くにもない。謎と言うほかない)の4階にあるレストランであります。定食がなかなかおいしいのであります。ただしまったく辛くないので、湖北省や湖南省、四川省の皆様はものたりないことでありましょう。

 ジェームズは、「おいしい、おいしい、良いレストランに連れてきてくれた」と、喜んでくれました。ちなみに彼は、初めて会う私の配偶者に、立派な花束をわざわざ買ってきてプレゼントしてくれました。中国ではハルピンもそうだったけど生花やさんというのが少なく、購入がたいへんなのであります。

 ジェームスの専門は亀であります。

 世界的にそうだが、亀はしばしば、全く保護されていない。亀を殺すな、食べるな、卵をとるなとずっと訴えてきた。こんな神秘的な、貴重な、研究しがいのある生き物はない。

 博士はそのように憤ります。あるいは嘆きます。

 イシガメ、草ガメ、スッポン、淡水だけではなくウミガメのたぐいも、博士は研究対象とされているようであります。日本の浮世絵でクサガメをモチーフにしたものも見せて貰ったけど、うう~む、鈴木春信の画に、亀が登場するのだなぁ。春信はもっぱら男女のからみを描こうとしたのだろうけど、亀博士の目にはその足元に描かれた所在なげなクサガメの方が重要なのだ。

 「ある種のウミガメの卵が、孵化してオスになるかメスになるか、気温が関係しているんだ。高ければメスになる、27度より低ければオスになる(逆だったら私の聞き間違いです)。そのくらい微妙な、神秘的な生き物なんだよ。」

 「君の家はどこにある? 北海道? 美しい所だ。札幌に一度行ったことがある。ただ、北海道には亀がいない。とても残念だ。」

 亀は、気温が低い所にはいない、と博士は言う。

 私は冗談で、Turtle is there even though in Hokkaido, it is me, every day every time it put away his head into body when it was scolded by wife. と言おうかと思いましたが真面目な博士なのでやめました。なにしろ、食事の注文の際も、ビーフやポークはいいがシーフードはダメ、というほどの、海に愛着ある専門家ですからね。(彼は、君が食べるのは全くの自由だ、と言ったけど)

 日本人には、とても悪いクセがあります。

 外国人と話す時、全部がわからなくても、ふんふん、はぁはぁ、と言って、わかったふりをしてしまうことです。

 それはダメだと思い、できるだけ「ん? うまく理解できなかった。もう一度お願い」というようにしました。でも、そうばかり言っていると、会話が前に進まないのですよね。

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