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2014年12月 2日 (火)

新しく「海南島プロパンガス戦争」勃発

 今のところ、学生諸君との関係は良好です。きわめて良好、と言ってよろしいかと思います。土曜日に10時間半にわたって4年生と一緒に過ごしましたが、日曜日になって「私たちも楽しかったのですが、4時間も中国語の歌ばかりを歌って騒いでしまいました。先生すみません」というメールが来ました。午前9時に始まった海瑞墓の見学は遠方の校舎に住む(中国の大学は全寮制)生徒の好意だったし食事会も全部生徒のおごり、カラオケ大会もいくら「私が出す」と言っても一銭の金も受け取らなかった生徒達です。自分達で騒いだと言ってどうして私にわびを言う必要がある、と思うのですが、そこが昨今の中国の大学生なのでありましょう。

 もちろん、私は楽しかったのでありますよ。

 生徒との関係は、よろしいのであります。

 よろしくないのは……。

 月曜日夕方、どういうわけかとつぜん、外事処の事務官助手、4年生が電気屋さん2名を引き連れて私の房里へやってきました。電球と換気扇を替えるという。おお本当に突然じゃん、でも嬉しい、と思いました。台所の換気扇が廻るようになりました。居間の電球も6口のうち4口切れていたのが全部点くようになりました。それには感謝を申し上げました。台所の換気扇は機械を取り替えるだけじゃダメで、壁の配線もいかれていたらしい。電気屋さんは古いスイッチを見せてくれましたが、息をのみました。導線と絶縁ビニールが溶けていて、いつ漏電発火してもおかしくない状態だったのだ。

 ということは、他の箇所が今夜辺り発火するかも……。

 まぁそれはそれとして。

 来てくれたのは電気屋さんだったんで、一番問題であるガスコンロの五徳はそのままであります。助手さんに「これはいつ?」と聞くと、私がそれで参っていることをとっくの昔に知っている彼女は申し訳なさそうに「私にはわかりません。呉老師が決めることです。」まぁ助手さんの責任じゃ有りません。

 で、野菜炒めでも作ろうと五徳の代わりに表で拾ってきた石の上に鍋を置くと(キャンプかよ)なんとガスがストップ。野菜炒め生焼けでストップ。

 わはははは、今度はガスであります。

 朝になり、シャロン・ストーンよりは話の分かりそうな助手さんに「昨日はありがとう。ガスが切れました。配達お願いします。」瞬時に返信があり、「私は今日は病気で外事処に行きません。直接呉老師に電話して下さい。」そりゃそうだよね、彼女は助手だもんね、でも呉老師は私の電話には金輪際出ないし、と思いながら、メール。

 「ガスが切れました。私は桂林洋学舎で授業で5時半に帰ります。配達お願いします。」

 もちろん返信はなし。

 でも、5時半に帰り、忠犬ハチ公のように「待て」の姿勢でガス屋さんを待つ私。

 もちろんガス屋さんは来ません。当たり前だ、一通のメールで来るようならここは中国じゃない。

 7時まで待ってメール。「今日はガス屋さんは来ませんか? 明日は☆☆時には授業が終わります。ガス屋さん手配してくれますか? とにかく返事ください。」

 返事、来ません。勤務終わったこのタイミングで私のメールに返信するようなら彼女はシャロン・ストーンじゃない。

 しかたない、今夜はガスなしで晩ご飯を食べよう。生のニンジンと生のタマネギをかじっていると、私の膝の辺りから徐々に溶け出して、海のような中国的日常に同化していくのであります。

 うう~む。中国4000年、たしかに偉大であります。

 

 そんなわけで。来年7月には北海道のルピナスを見ることができそうであります。もちろん私だって、ちょっと表へ出れば、自費でガスの10キロや20キロ、買えることは知っております。でも、そんなの、おもしろくないじゃないですか。

 明日の朝は生の青梗菜で食事するぞ~!

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