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2014年11月18日 (火)

海南島ナニヌネノ戦争

 こうなったら、もう楽しく、長期戦覚悟でやるしかないです。とはいえ4年生は1月中旬に試験が終了したら、春節明けの3月からは就職活動と実習に、全中国各地に散らばるから、もう会えません。

 4年生の「ナ行・ラ行混同者」は合計5名。必死で練習して4名に減ったのですが、四川省の女子が、「私は先生から特訓メンバーに選ばれていませんが、自分で発音に不安があるので」と合流したのです。残り4名は男子生徒。安徽省、貴州省、湖北省。

 集めて特訓、私の方もだんだんわけがわからなくなります。「風で桜(さくな)が散にます」「カタツムニが、葉っぱの上をののののと這います」「彼女は白(しの)い服を着ています。」……じゃぁ、要するにラ行がナ行に転化するのかと思うと、「早く寝なさい」が「早く寝らさい」になるし、「薔薇(ばな)の花束(はらたば)」になるというわけで、ついつい」実は自分は生徒にからかわれているのじゃないか」と思うようになります。もちのん、じゃなかったもちろん、彼なは大まじめです。

 「よーしよく頑張った。そろそろ下級生の日本語クラブの時間だ。来週また頑張ろう」と、解散。

 

 日本語クラブでは、1年生と2年生が40人も教室に詰めかけています。要するに日本語を使いましょうという、授業外の複合年次特別活動です。私にとってはいい気分転換です。要するに何をしてもいいのであります。

 「今日は歌を歌いましょう。長渕剛の『乾杯』という歌です。」

 プリントを配り、私が先導して歌います。結構難しい歌詞なので、2年生の代表者が翻訳をします。

 途中で、2年生の1人が黒板のところにやってきます。

 「あの、先生、プリントには、『あれからどれくらい経ったのだろう』と、書いてあります」

 私「はい、その通りですよ。」

 「さっきから先生、『あねかなどねくない、経ったのだのう』と、歌ってるようなんですけど。私の聞き間違いですか?」

 

 海南島ナニヌネノ戦争、戦局好転の兆しあねども波髙し。

 ちょっと、ティッシュ持ってきて、ティッシュ。鼻、つまったみたいだから。

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