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2014年11月 6日 (木)

海南島居留許可大戦争

 金華オナガ様のご指摘はその通りであります。

 時には自己主張しなければいけない。思い直しました。

 月曜日に外事処に出向いて「1013日に申請したビザ延長はどうなった? その他の書類は?」と談判したのに、担当の事務官さんの返事は「明日ならいつでも」「じゃ午後5時半に」。

 ・・・の約束のもと、きっちり5時半に行ったら事務所は無人。日本語科の主任に電話を掛けてわぁわぁ叫びましたが、「彼女電話には出ないわよ。」ところがメールには返事があり「5時半には業務は終了してました。明日水曜日は業務しないので、木曜日に来て。」ちなみに末尾には「。」が使われていました。「」は「~したらいいでしょう。」という勧誘、誘いかけの中国語です。

 私は「じゃ木曜日の1時半に行く。」それには返信はなし。ちなみにこの女史は私の電話には出られません。常にメールのみ。

 このあと、金華オナガ様のメッセージを読んだのでした。少しは主張しないといけない! と決意いたしました。

 木曜日、1時半に行ってみると、大学院生の実習生がいました。女史はいません。彼女は私の、書類を巡るトラブル(とは、外事処は少しも思っていないが)を知っていて、気の毒そうに「書類はどこにあるか知りません。女史もいつくるか確かではありません。」

 私は彼女に、「女史が来たらメールして」と英語で言い、鼻から大量の息を吹きながら(鯨かよ)アパートに帰り、待機。

 驚くべし、大学院生からメールと電話がありました。「女史が事務室に入りましたよ。すぐ来て下さい。」

 ちょうど授業開始時刻に当たっており、管理棟のエレベーターには長蛇の列。私は外事処オフィスまでを駆け上がりました。ちなみに8階、最上階であります。少しも疲れませんでした。階段を使う男子学生が、不思議そうに階段を走ってどこまでも上がるスキンヘッドを眺めています。

 女史は、いました。そもそも彼女は忙しすぎるのでしょう、大量の生徒(なぜかみんな女子)が彼女のデスク前に列を作っていました。外事処担当者の前に列をなすのですから、外国への留学関係の話に来た生徒かもしれません。そんなに忙しいのなら、事務官を増やせと思うのですが、大学院生1人が助手として侍っているだけなのであります。

 列が消えるまで待とうと思いましたが、女史から私に声を掛けました。「ハイミスターナカ、あなたのパスポートとその他の書類は月曜日にできます。」まるで、今までの経過を全然知らない人が口にするようであります。

 さすがに私はソファから立ち上がって声を荒げました。

 「すでに5回、このオフィスに来ている。あなたは今週の月曜日に言ったではないか、書類は火曜日にできると。私はその際に、今週中にはどうしても必要なのだと言った。(女史はここで「知道了」と返事)火曜日に来た。それも約束の5時半にだ。誰もいなかった。Eメールであなたは木曜日と言った。それが今日だ。月曜日まで待てるわけがない。そもそもあなたは、や、く、そ、く、という言葉の意味を知っているのか。」

 女史は、大量の女生徒が心配そうにやりとりを見ているのに配慮したか、ちょっと引きながら「とにかくあなたのパスポートはいまだポリスオフィスにある。ここにはない。」私「月曜日は冗談じゃない」女史「明日の午前中に私がポリスオフィスに行く。午後3時に来て欲しい。」私「明日、午後3時。Can you make a promise? Is it a deal?」もちろん私は、プロミス、の発音に力を込めました。更に、「欲しいのはパスポートだけじゃない。」女史「わかってる。」

 あとを見ないで事務室を出ました。

 中国に来て、いちばん大きな声を出したのがこの日だと思う。hardly という副詞とpromise という名詞を組み合わせるという文法的間違いを犯しているが、そんなのかまわん。

 さて、勝負は明日に持ち越されることになりました。

 意外なことに、アパートに帰ると、事務助手の大学院生からメールが入りました。英文で、「先生の問題が早く解決することを願っています。」

 本日の戦闘は、当方の一方的敗北。しかし1人の優しい女子生徒の気遣いを得たことで、大本営発表としては、「赫赫の戦果」としておこう。まぁその彼女にしても、使った単語はproblem だった。trouble と言って欲しかったな、私としては。

 今夜はヒンズースクワット50回!

 ……女史は100回やってたりして。

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