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2014年10月 6日 (月)

海南島プリンタ戦争(続)

Daigakuuramon


 ハルピンから海南島へ陸送した荷物の中から消滅した時計、壊れたプリンタ。薬物調査された形跡のある仏事用の香炉灰。

 香炉灰については今のところ線香そのものがないので、朝夕のお参りはお鈴を「ちーん」と鳴らし、手を合わせるだけ。線香を焚くのはその煙で御霊の円滑な昇天をお祈りするものでありますが、不可。どこに売っているのかもわからない。親不孝な息子でございます。

 消滅(たぶん没収)された時計はもういかんともしがたいので(~を没収したぞ、というような通告書ももちろんない。まぁこの場合は、逮捕拘留起訴裁判されなかっただけで……書きながら自分で怖くなってきた……よしとしなければいけない。)諦めるとして、やっぱりプリンタはないと困る。

 本日(106日)午前10時、パソコン部品屋さんから「あんたが言ってるプリンタはもう製造中止だ」なるメールがありました。行ってみると、「だからキャノンを買えと言ってるじゃないか。インクタンクをつけて460元だ」……この「インクタンク」というのは中国人のよくやる手で、インキが非常に高いので外部にタンクをつけそのタンクに安価なインクを入れて使用するというものです。よく故障に結びつき、当然メーカー保証外だから困ったことになる。更にメーカーはタンクを外付けしたプリンタは直さない。するとそれ専門の業者が介在することになる。こうしてどんどん新品のプリンタが別の何かに変質していくわけであります。親の酒代のために遊郭に売られて堕落していく女の子みたいだ。(かなり違うか)

 「キャノンは嫌いだ。日本にいる時はエプソンばかり使っていた」(嘘。中国ではキャノンのインキが高いせいで、私は使いたくないだけ。日本ではキャノンもエプソンもブラザーも使ってる。)

 「あくまで愛普生(エプソン)か」

 「そう。僕はエプソンが好きだ。子供にもエプソンという名前をつけた。将来は電球を発明するだろう」

 店主は目にもとまらぬ早さでキーを叩き、問屋さんにも電話をかけ、XP100というプリンタを探し当てました。

 「おぉ安い。370元じゃん。」と私。

 店主はおちついて、「ここは海南島だ。370元は広州までの値段だ。ここは遠い。400元よりももっと高くなる」

 だんだん、私にはこの店主が信用できなくなってきました。いったん画面に現れたXP100を店主無視し、別な機種を呼び出し、「キャノンなら650元。エプソンなら1000元はかかる」と、これまでとは別のことを言い出します。たしかに、画面にはエプソンのL351というプリンタが出ている。900元。そんな高いプリンタいらんよ。

 「あなたの努力に感謝する。家に帰ってゆっくり考えてみる」というと店主は「それでいいよ」

 交渉、決裂。

 まぁある程度は予想された結果でしたが。それにしても安価なXP100の海南島到着時の価格ぐらい教えて貰って良いと思うが。

 

 プリンタを待てないことがわかったので、パソコンで作成した文書を、校門そばにたくさんあるコピーやさんに持って行きました。USBメモリにワード文書を入れて持参するとプリントアウトしてくれるわけです。

 おどろくべし、「北の国から」に出てくる、お尻の光る昆虫の名前の女性と瓜二つの店番さんでした。呆然としながらもメモリを差し出し、「2件文書有請打印、多少銭」彼女は鈴を振るような声で「10.5元ね」

 や、安~。

 プリントして貰った教材のうち1枚を差し出し「50枚コピーお願い」

 彼女はセットすると、50枚のコピーを見守ったりせず、さっさとネット上でドラマを見始めました。見守ったのは私。

 「あれ? 止まっちゃったよ」彼女はこっちを見ないで「10枚ごとにちょっと止まるのよ」なるほど、コピー機はすぐに動き出しました。

 「ちゃんと数えた。50枚ある。いくら?」返事は、「5元ね」

 うう~む、するとコピーは10.1元というわけか。紙代もこみで、1.7円? 絶対に赤字だぞそれ。

 ……てか、プリンタいらねぇじゃん。

 蛍さんに「この店はいつからいつまで?」返事は、「朝8時から夜は11時ね」なんだって? そんなに長く?

 結局……プリンタいらねぇじゃん。

 

 写真は、このコピーショップ前。手前の、椅子に座ってぼーっと道路を見る男性は、実はコピーやさんの店員。中島朋子さんに仕事させて、自分はこのように寛いでいる。中国にはしばしばこういう男性がいます。

 日本の男は、女の子に仕事任せて遊んでたりせぇへんど!!(怒)

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