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2014年10月16日 (木)

新入生ミーティングで日本留学体験を語った4年生のすばらしさ

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1015日昼の1230分から、1つの教室に日本語科1年生の全員が集められました。まず日本語科主任教諭(五十代、女性)の訓示、それから一番若いL先生がパワーポイントを使って、中国国内の各学校の、日本語教育の現状を説明しました。全土で日本語を学んでいる学生の数は104万人あまり、科を設置している大学・専門学校は506あり、日本人外教は2000人が勤務中であること。ちなみに外国語学習者が一番多いのは英語で、続いて日本語、ロシア語、韓国語、フランス語と続く。

 卒業までに、日本語能力試験1級を取得すること。2級は2年生の間に取ること。この他に、全国大学日語専業四級試験があり、これは全員が必ず受験することになっている。日本語スピーチコンテストや、翻訳コンテスト、日本語コンテスト、あるいはボアオで実施されるアジア経済会議や万寧の国際サーフィン大会、ゴルフの国際試合などでの通訳業務など、多様な活躍機会があること。……ちなみにゴルフの国際大会は現在開催中で、日本人選手の通訳として本学からも10名ほどがボランティアとして参加中……

 続いて4年生の成績優良者が登壇。ふたつの検定に合格した時の勉強方法、1年間、兵庫教育大学というところに留学したがその時の体験、感想を、豊富な写真を使って生き生きと語りました。

 そのあと、日本人外教を最初に、日本語科の各教員の自己紹介と呼びかけ、が続き、2時間の会が終わりました。1年生は2時半からの授業を受けますから、この日は全員昼食抜きです。

 会が終了後、日本留学体験を語った成績優良者の所に幾重もの学生の輪ができていました。私も、すばらしい体験談だったと思いました。

 

 主任が言うには、海南師範大学では、入学後、勉学内容が自分に向いていない、と思う学生には、かなり広く転科・転部の道が開かれているようで、英語をはじめとする別の科に学生が去って行かないように、このような会を開くのだ、ということでした。

 私は自分のこと以外なんにも考えていないわがまま教員ですが、自分が授業する教室から人が減ることはなんとしてでも食い止めたいと、その気持ちは持っています。毎回しっかり工夫を凝らし、生徒から見放されない授業をしようと思いました。主任によれば、「日本人外教の存在は重要」なのだそうです。

 存在は重要? 2人しかいないぞ。W先生は立派な先輩だが、私は……。

 

 1年生の前で、私は口を滑らせました。

 「私は2年生と4年生の授業しかもっていません。しかし来年になったら、皆さんと一緒に日本語の勉強ができるかもしれません。その日が楽しみです。」

 つい、口が滑ったのでありました。来年残れるかどうかは、1つには健康、2つめには、学院長から残留要請があるかどうかの関門があります。

 

 それにしても。

 日本国内で33年。ハルピンで2年。更に海南島で……。

 3人いる我が子の一人は、「もう日本に帰ってきてゆっくりしてください」と言います。

 ゆっくり、ねぇ。

 私にとって人生はバイクであります。

 ゆっくり走れば走るほど、不安定になります。止まると転びます。

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