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2014年10月19日 (日)

15時間の停電断水を私は乗り切ることができるのか

 海南師範大学の日本語科のみなさんは本当によく予習をしてくると思います。どの生徒も、教科書のその日の授業箇所が、書き込みで真っ黒になるまで調べ物をしてきます。もちろん漢字の読みについても同様です。私は、てっきり、教科書に模範朗読CDがついているのだろうと思っていました。しかしそれにしては、アクセントが微妙に狂っています。

 私は生徒の予習姿勢に敬意を表し、授業の最初に範読をやらないことに決めていました。いきなり生徒に読ませて、内容の検討に入るのです。何度も、アクセントを直します。……ちょっとおかしい。

 「☆☆さん、CD、聞いて練習しましたか?」

 彼女だけじゃなく教室の全員が首を横に振りました。「この教科書にはちゃんとCD、ついてますよね?」

 何人かの生徒が声をそろえて「ついていません」。

 それじゃ、朗読練習なんかできるわけがありません。

 私は、範読をすることにしました。といって授業中に読んだのでは時間の無駄です。範読の音声ファイルを私が作り、生徒に配布することにしました。

 ここで、海南大学のH先生のアドバイスに従うことにします。H先生は、「予習資料はQQシステムを利用して配布する。資料をクラスの代表生徒1人に送っておくと、それは全員に行き渡る。」と教えて下さったのです。

 「私が朗読ファイルを作ります。それを学習委員に送ります。みんなは学習委員から受け取って、読みの練習をして下さい。」

 夜に教科書を朗読し、音声ファイルを学習委員にメール添付で送りました。すぐに彼女から、(なぜか学習委員は4クラスともみんな女子)「受け取りました。もうみんなに配りました。先生はお疲れ様です。」というメールが携帯電話に着信しました。

 QQシステムというのは中国のSNSですけど、たぶん同じようなシステムは日本にもあると思います。私のパソコンの速度(IBMT43。たぶんWindows7が動く限界だと思う)、ならびに無線LANの速度の制約を受けて、最も質の悪いMP3にしてもアップロードに3分かかるが、それでも他の方法よりましだと思います。黒竜江省の頃はUSBメモリに入れて教室に廻したこともあったんだから。

 ううむ、SNSおそるべし。海南大学のH先生に教えて貰わなかったら……。

 

 ところで、本日、1019日(日)は全学停電の日。何かの点検らしい。

 この、超広大な大学の敷地内の建物、全部を朝の6時から夜の9時まで停電にするというのがすごい。

 どうなることやら、とその時刻を待ちました。ほぼ6時ちょうどに、アパートの電源が「すとん」と落ちました。まもなく断水も始まりました。水はアパートの屋根の上までモーターでくみ上げますから当然です。

 トイレの水は2つのバケツを買ってきて満たしてありますが、さて夜の9時までもつのかどうか。

 停電すると言うことはこの海南島で、クーラーが止まるということです。恐怖の15時間を、さて私は……。

 ……って、表に出ればいいことじゃん。

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コメント

以前、Baidu の IME についてコメントさせていただいた者です。次々と繰り出される難問に果敢に挑戦される姿勢にいつも感服しています。今回 T43 の話が出たので、すこし楽しくなりました。先生は自作もされるのですよね。

今手元に、もう何年も前に中古で買った T42 と X61 があります。Windows XP がサポート切れになったのを機に、両方とも Ubuntu に入れ替えました。よく働いてくれています。

ところで、先生は「学生」とおっしゃらずに「生徒」とおっしゃいます。何か理由があるのかと、以前から気になっております。大したことではありませんが。

南国での奮戦記、ますます楽しみです。

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