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2014年9月 2日 (火)

10年まえに作ったピッチングネットを息子と撤去

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 親子でビザ待ちです。息子はカナダ、私は中国。息子はいつも、「ビザってのはどこの国でも本当にやっかいなもんなんですよ」と私にアドバイスします。彼はいくつかの国で学び、また働いた経験を持ちますが、時に滞在許可の取得は渋滞する、それは普通の認識であるようです。最初に中国で働いたとき、東京にある日中技能者交流協会様にすべての手続きをやってもらった私は、全く知識というものを持ち合わせません。

 海南師範大学から届いた書類をそのまま中国総領事館へ持参し「ビザちょうだい」と言ったのが728日。その日に書類の不足が判明したのですが、あれこれあって820日を過ぎてから「20127月に黒竜江省が出した☆☆の書類が電子データでも良いから必要」と言われ、「そんなものはとっくに廃棄処分しました」と返答。更に数日後、「それが存在しないとあなたの着任は10月にずれ込む」と言われ、びっくり仰天。「日中技能者交流協会にコピー残っているんじゃないかしら」とアドバイスしたのが我が配偶者。すぐに協会の事務担当者様にメールを書き、「2012年に私に発行された☆☆ですけどコピー残っていませんかぁ」と半泣きの依頼。数時間後「もちろん残っていますよ」というメールが到着、ご丁寧に関係ありそうな書類含めて4枚の電子データが添付されていました。

 そこから先が……。

 「電子データ入手しました。これで私の着任を早めてください。国慶節明けは困ります。」とメールを書き、4枚とも添付しました。すぐに届いた返事には、「すでに『☆☆はない』を前提に始まった手続きを取り消すことはできない。それに、海南省政府は『書類はないと言ったじゃないか』と言ってる」。

 天を仰ぎました。ここに、私の着任は早くて10月上旬、との決定が下りました。

 

 不合理だと思います。硬直しているとも思うけど、なにぶん違う国の話であります。その国にはその国の事情がありルールがあり伝統がある。そんなこともわかる。でも、納得はできない。私がもし、過去に中国で働いた経験を持ち合わせない人間であったら(つまり、ニューカマーなら)とっくの昔にビザを手にしている。そのことが、たいへんに不思議だ。

 娘からは電話があり、「母上や※※(息子の名前)と一緒にいられる時間が延びたということじゃないですか。それに、当初できないはずだった色んなことができる、その時間が与えられたということでしょ。温泉旅行にでも行ったら」と、慰められました。

 

 サッカーと野球に親しんだ息子のために10年以上前に作ったピッチングネットが、家の前の空き地に(他人の名義の土地だけど)長年放置されていました。「撤去します」と息子。「めんどうな作業になるぞ」と私。ボク1人でもできますが、と息子が始めたので仕方なし、手伝いました。10分で終わりました。あっけにとられました。あとは……。

 

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コメント

なんでそんな非常識な人が中国に関わるのか。
まったく理解できない。
職務で海外渡航する人たちは真剣に学習するでしょう。
それで人前で教える教職者だというのだからあきれて絶句ですな。
民間企業だったら解雇もありですよ。
よほど世の中をナメているとしか思えない。

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