« 世界標準に舵を切る中国 | トップページ | 先生が尊敬されない国は滅びます、と藤原正彦さんは言った »

2014年6月23日 (月)

まもなく63歳人生を整理する時期

 病気の持ち主であります。

 正確にはなんという病気なのか知らない、双極性障害が一番近いようでありますが、この病気にも発現の周期性におそろしい個人差があり、私が「そうだ」というと、冗談じゃない、お前なんか大して困っていないじゃないか、と言われるかも知れない。病名はわからない。

 楽器を見るとそれが吹ける、吹けない、弾ける、弾けないにかかわらずとにかく欲しくなったり、ボートを見ると「おお、沖釣りするために買わなきゃ」と定期預金を解約したり、村上龍が散弾銃の試写のことを小説に書くと、じゃぁ自分はライフルを撃とうと11年もかけて免許申請したり(日本でライフルを撃つためには最低でも10年の年期が必要……散弾銃での無事故期間が最低でも10年なので……)そんだけ苦労して取った免許なのに中国暮らしをするからとあっというまに返上したり(返上するのはものすごく簡単)とにかく騒々しい人生を送って参りました。むやみに速いバイクも(カワサキの9R)私と息子以外には決して運転できない軍用車も(三菱J-53)みなその病気のたまものであります。

 ため息の12つぐらいついたけど一度も「あなた何やってるの」と言わなかった奥さんは本当にエライ。この間そう言ったら「やめとけといってやめとくあなたじゃないし」と言われた。

 はい、やめません。

 そんな私も、さすがに来月の3日には63歳(!)、人生の整理を始める時期だ。

 書籍は赤平の図書館に無理を言って引き取って貰うか、などと考えます。源氏物語だけでも円地文子、谷崎潤一郎と2セット有るけど、これを市立図書館が引き取ってくれるとしても高群逸枝の「日本女性史」なんて誰が引き取ってくれるというんだ。でもまぁ書籍はいざとなったらどうにかはなるでしょう。

 バイクも車も、引き取り価格交渉なんかしなければどこかには売れてゆくだろう。

 そうすると、何が困ると言って居間のスペースを甚大に損なっているヤマハのグランドピアノであります。

 息子が習い娘が習い私が習っている頃は良かったけど、中国滞在が3年に延びるということになると不憫で不備で。

 これと、グランドほどじゃないけど同じく居住空間を損なっているコントラバスも「どやって処分」と考えないといけない。そうやって、少しずつ身辺整理をするべく、一時帰国の78月を過ごす所存であります。

 私はまだましかもしれない。

 不動産を残してしまいそうな知人がおります。有価証券が残っちゃいそうな知人もおります。

 

 どなたか高群逸枝さんの日本女性史いりまへんか?

 あ、桂米朝編、上方落語全集というのもあるな。

 レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」は初版本だよ~。神田の古本屋さんで……いくらしたろう。

 

 ……書棚が、もう分裂病じゃん。立派な病気じゃん。

 ところで、こんなこと書いているうちに、ありがたいメールがあり、グランドピアノだけは78月中に嫁入りしていきそうです。

 

« 世界標準に舵を切る中国 | トップページ | 先生が尊敬されない国は滅びます、と藤原正彦さんは言った »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/589238/59864436

この記事へのトラックバック一覧です: まもなく63歳人生を整理する時期:

« 世界標準に舵を切る中国 | トップページ | 先生が尊敬されない国は滅びます、と藤原正彦さんは言った »