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2014年5月 3日 (土)

哈爾浜の画廊再訪

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 配偶者と一緒に、
68番のバスに乗り、苗圃街にある画廊へ。

 いつぞやビジネス日本語科2年生に案内された画廊街再訪ですけど、この度は通訳であるの彼女の同行はなし。あえて要請しなかったのですけど、結果的にそれで良かったような。通訳さんがいたら買っていたかもしれない。

 まず、40才前後の姉妹の経営する画廊へ。彼女たちはもちろん私のことを覚えていました。

 驚くべし、かなりの絵が入れ替わっていました。全く絵を売る気のない経営者ですけど、それでも売れてるんだぁ。いくらぐらいするんだろう、と興味のわいた絵もありましたけど(写実的な、走り迫る馬群の油絵とか)うっかり「いくら?」と聞き、値段が決まったら買わないといけないので、質問はせず。

 鑑賞だけして、前回コーヒーをいただいた画廊喫茶へ。店内が絵と写真で埋まっています。それから古いピアノやアコーディオンといったアンティークがたくさん置かれています。コーヒーを注文したらサービスに猫までついてきました。勝手に客の膝に乗ってくる。

 130元のカフェラテを飲みながら、ハルピン師範大学芸術学部の先生である盧禹君さんの絵を見ました。40センチ×30センチぐらいの絵が1000元です。店主が好きで置いているだけで、あまり売りたくなさそうです。彼女の絵に関して値段交渉はできません。また、失礼です。

 別な芸術家の、冬の松花江周辺の写真が良かったですが、それも値段を尋ねたりしませんでした。

 そこを出て、隣にある2階建てのビルになっている画廊へ。こちらは、売る気満々です。しっかりと値段が付いていて、「値引き済み」なんて書き添えてある。画廊にいる間、ずっと若い女性が付き添ってくれました。

 模写もありましたが、基本的には若い画家の作品らしい風景画に、興味がわきました。ある絵は秋の中国を描いたものでしたが湖の質感がすばらしく、また額装済みで1580元という値段もよくて、あやうく買いそうになりました。

 驚いたのは、クリムトとミュシャの複製が数点あったこと。クリムトの何とか夫人の肖像なんて、壁画かと思うくらいでっかい。有名な「接吻」にしても、縦1メートル、横0.7メートルぐらいある。オリジナルの大きさは知らないのですが、模写の技術は完璧であります。(といっても当方の審美眼において、ですけど)

 縦2メートルのミュシャの絵が1万元、日本円にして16.5万円……。うう~ん。

 私は、ピカソとダリとゴヤが好きでシャガールやモジリアニには不感症。てか怖い。

 激しく心の動く絵も数点ありましたが、「また、この次ね。この次また来ましょうね」という神の声を聞き、我に返るのでありました。そんなわけで出費は喫茶店代、60元のみ。

 1人で来たら給料を全部絵につぎ込んでしまいそうなのであります。

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