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2014年4月16日 (水)

A4で20枚の日本文学史テキスト完成

 3月はじめから、3年生の選択授業で日本文学史が開講されています。

 近代日本文学選読を授業したかった私としては、それが中国人の先生の担当と決まった時、もう残念で残念でしようがなく、じゃそれに近いことをしてやろうと、日本文学史の担当者になることを狙っていました。で、それを決める会議で、両手をあげて「わたしわたしわたしわたし」と、連呼絶叫したのでありました。

 東京大学の同窓会幹事を決める時の舛添要一だってそんなにはしなかったと思う。

 「資料はどうするんですか?」

 「ワタシにはそんなものついていません」

 「いや死霊じゃなく資料です」

 「あぁテキストですか。全部自分で書きます」

 西暦500年の千字文到来から江戸時代終了、上田秋成の雨月物語までは、一気に完成しました。

 ところが、明治維新から現代(二人の村上姓の作家まで)がなかなか完成しません。

 手元に資料がほとんどなく、ほとんど全てを記憶に頼って書くためです。

 電子辞書には国民的大作家の生没年ぐらいは入っていますが、197011月の三島の檄はとうとう手に入りませんでした。

 それでも、一応完成。頼まれもしないのに、知人にメール添付で送りつけたりいたしました。被害に遭われた方々、誠に申し訳ありません。

 前半がA4で8枚、後半が同じく12枚です。結構字が詰め詰めなので、400字詰め原稿用紙にして100120枚程度はあると思います。

 文学史の資料を作るに当たって、避けて通れないのが1995年のオウム真理教事件、1997年の神戸連続児童殺傷事件であります。同じ時期の阪神淡路大震災も、2011311日の東北をおそった激甚災害も、ともども大変な出来事ではありましたが、私が受けたショックの大きさは神戸の事件も全く同じ、でありました。

 「識者」と呼ばれる人の大多数は実は馬鹿だったということも明らかになりましたし、いよいよ日本に文部省なんか不要だと思ったのもこの事件からでありました。そのはるか以前から機能停止、ないし迷惑な機関であることを露呈していたにせよ。

 中国の大学生は、この事件や、直後の黒磯の事件を語ると、口をあんぐりあけて「まさかそんなことが」と言います。「絶対に中国では起こりえない事件です。特に黒磯の方は」

 本当にそうだろうか?

 近代化達成後の「次なる目標の発見」が、更に「次なる目標への移行」がスムーズに行かない時、一時的に国家を覆う甚大な虚無感は、中国においては無縁だと、言い切れるのか?

 ……と思うのでありますが、話はどんどんややこしくなるので、具体的な事件の概要とそれ以降の日本人の精神文化の変容について、考えるのであります。私は、「個人の発見」はすすんでいると思っております。

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