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2014年2月25日 (火)

ついにハルピンの日中の気温がプラスに

 近代化がどんどんと進む中国。どこの都市へ行っても、大規模建設工事が進行中であります。100年以上の歴史を持つ武漢国立大学を見学した時は、その校地面積のものすごさにもびっくりしたけど、「いま」の建築物と「むかし」の建築物との併存にびっくりした。まだどこの都市にも仕切りのないトイレのあった時代に中国を旅した人を知っていますが、いま行ったら驚くだろうなぁ。私が見た「仕切りのないトイレ」は、今のところ1つだけ。ハルピンの極楽寺にあった。(ごめんなさい引っ張っちゃいけない紐を引っ張ってトイレを壊したの私です。ご住職ほんとうにごめんなさい。文科だ胃拡姪で寺を壊されいままた使用法を知らない日本人に寺を壊され……もう一度「ごめんなさい」)
 でも私、この極楽寺で仕切りのないトイレにしゃがむの、別に抵抗、なかったんですよね。これが普通、と思っちゃうと……日本に帰って、成田空港の国際線のトイレで、知らない人の横に行って「ちょっと失礼」とズボンを下ろすのは少し抵抗があるが。
 いやいや、そんなこと言いたかったんじゃなくて。中国の近代化のおはなし。
 建築ラッシュ、近代化ラッシュ。ハルピンでは早くも地下鉄第2号路線の計画が? もう工事にかかっているという話も? 湖北省孝感市で泊まったホテルは、私が62年の生涯で泊まったいかなるホテルよりも近代的で立派でしたぜ。
 中国を、1950年代の日本みたいに思っている人がいたら「そりゃ違う」と申し上げたい。もちろん、電気も来ていない村があることは知っている。生徒の中にも、「帰省に2日かかります。距離はさほどではないんですが故郷は中国の田舎なんですよ。最後は父の運転する三輪バイクの荷台に乗るか、歩きか、馬です。」う、馬?
 それはそれですごかったりして。
 でも彼女は、村に自動車の通る道ができることを待望している。当たり前だろう。そしてそれは、そんなに遠い将来じゃない。
 そういう、都市と地方との格差を縮めることで、中国の経済成長率7%を記録している。そして、近代化が進むということは、人々の意識も近代化されるということだ。日本人の「洗練」は、何のおかげなのか? 日本人がもともと平和な調和的な民族だから? 馬鹿な。随分と残酷なこともやってきたじゃないか。
 経済の発展のおかげなのだ、いつも米櫃に米が入っている安心のもとで、人は礼節を保つのだ。他人に優しくできるのだ。
 「そんなに中国が好きなら帰ってくるな」と馬鹿の一つ覚えみたいに私にお説教するカリフラワーさん、あなたも日本人なら、真面目に日本の将来の心配をしたほうがいい。世界には日本を絶賛する人が大勢いるが、その最大の要因は経済力だったといったらあなたは怒るだろう、でも、もともと調和的な民族だったから、というのは無理があるぜ。そして、経済力で日本人が日本人の連帯や調和性を保障したんだとするなら、それが「消費」されていく時のことを、考えたほうがいい。私みたいな、年齢的に次のオリンピックを見られるかどうか微妙だというオジンだって、ひどく心配なのだから。
 
 

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