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2014年2月23日 (日)

オジンは意味の「ある」ことしゃべっちゃダメ、社会の迷惑

Photo  寒さのせいでありましょうか、せっかく学府路に設置されたばかりの、まだ数ヶ月しか経たない信号機が、故障なのであります。中国の道路横断は日本で独身女性の顔を正面から見るのと同じくらい危険なことなので、この信号機がなおるまで散歩の経路は変更であります。もっとも、信号がちゃんと機能していても別の意味で危険。守らない車もいるから。(なぜかバスが多い。それが何か? とでも言いたげに、びゅんびゅん行っちゃう行っちゃう。)守らないなら守らないで、全部の車が守らないならまた別の対応もあるのですけど、きちんと守る車もいるので(6割ね)いっそう危険なのであります。

 本日の故障は、歩行者用の信号が「渡ってよし」「だめ」の両方つきっぱなし。信号がどうであれ、横断は「自己責任」でありますので、ハルピン市民の方々はさほどまごつきません。「あぁ故障ね」てな感じであります。ちなみにこの写真を撮った直後、信号はどっちも消灯しました。しばらく修理する気はないようなのであります。

Photo_2  中国の交通システムの管理について悪口を書いているようでありますが、人々は(歩行者も運転者も)急速にその意識を変えるでありましょう。もちろん、信号を守るようになる、という意味です。今年の冬私は配偶者と一緒にいくつかの都市を旅したのでありますが、人口の多いところほど、信号に従う人も車も多いのでありました。例外は北京でありますが、あそこは別格なのであります。何しろ常に「今イナカから出て来ましたが何か?」という人がたくさんでありますから。

 今気づいたのですけど、私もイナカ者。自分に言い聞かせて信号を守らないとダメなイナカ者。「守るから早く信号直して~。」

 さて。

 意味のないことを書いております。60歳を過ぎると、うっかり「若者よ夢を持て」みたいな、立派な、意味の「ある」ことを書いてしまいそうなので、気をつけて意味のないことを書くのであります。オジンが意味のあることをしゃべり始めるとだいたいにおいて、社会の迷惑であります。

 え~と、次の「意味のないこと」。

Photo_3  夜明けが好きであります。

 清少納言というニックネームで呼ばれた平安時代のインテリ女性は(本名は清原諾子)春は夜明けがヨイのよ、とおっしゃったのであります。私は、春だけじゃない、四季を通じて、夜明けは素晴らしいと思っております。北海道赤平市の夜明けも良かったけど、ハルピンも夜明けはなかなか。

 意味のないことその3

 カメラの技術進歩がすごい、というお話であります。本当に、この時代に生まれてよかった。私のカメラには(正確には、レンズには)手ぶれ防止機能がついている。この、夜明けの大学校舎と星の写真、なんと最高感度にしてシャッター速度が1/4! ひとえにレンズが私の人生のように「暗い」からでありますが、シャッター速度が1/4! で、金星が動かない!

 「手ぶれ防止? そんなものないほうが」という人もいるけど、プロはともかくアマチュアは、この機能のお世話になったほうがよいでしょう、と私は思うのであります。

 さて、カメラの技術進歩はすごいけど、年を取ると一眼レフでも、ホリゾントが出ない。これ、62歳になってからのある日、気づきました。海辺のカフカという小説に出てくるナカタ老人がある日道に落ちた自分の影の異常に気づくように、「ホリゾントが出ない」ことを、発見したのであります。一眼レフで出ないのだから、ファインダーでなく背後のスクリーンで構図を確認する多くのデジタルカメラで、出るわけがない。

 ところが、……長生きはするものであります。

 ホリゾントが「出ていない」写真を、無理やり修整してしまう、ソフトまであるのであります。

 こうなると、私は往年の漫画「マカロニほうれん荘」の登場人物のように、口をひし形にして「すっげー」と絶句するのであります。

 めでたし、めでたし。

 今、鴨川つばめさん、どうなったのかな。

 山上たつひこさんの「いま」も、おおいに気になるな。

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