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2014年1月19日 (日)

海南島極端ケチケチ観光

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 土曜日に引き続き、日曜日もボアオへ行って、有名な「禅寺」を参拝しようかと思いましたが、孔子学園の王校長先生から「アジアフォーラムで要人がいっぱい来ていますから、禅寺は参拝中止になってる可能性があります」とアドバイスを受け、チョンハイ市の中心街、ジャージ市へ。このジャージ、というのはもちろん漢字ですけどこのパソコンの辞書にございません。

 海南島はところによって様子が違う。三亜やボアオへ行くとお金持ち専用の(とってもとってもお金持ちのための)リゾート地ですけど、観光都市じゃない町を歩くとごくごく普通の中国の南の町であります。

 だだっ広い公園にはビニールの遊具が置かれ、祖父母や両親に連れられた小さな子どもがスーパーマリオを殴りつけてカンフーよろしく掛け声をかけております。

 川辺の公園では近くのお年寄り達が揃いの衣装を着け、太極拳と中国の舞踊を組み合わせたような踊りの練習に余念がない。それを孫と思しき若い女性がビデオカメラで撮影している。

 同じく川辺では洗濯しているおっかさんがいる。その川に子どもをおしっこさせている母親がいる。釣り糸をたれる人がいる。仕掛けを狙ったところへ投げる技術、すごいすごい。

 路上に20個ほどの椰子の実を積み上げ、1個あたり5元で中の水を飲ませるイケ面の兄ちゃんがいる。あれこれ注文をしたけど、すごい親切だった。椰子の実1個でだいたい2人がジュースを飲めるのだけど、果肉もおいしかった。

 冒険ダン吉になったような気分……ってもう誰もそんな漫画しらんわぁ!

 実はこの海南島にも旧日本軍は上陸しており、まぁいくつかの逸話を残しているのですけど、若い人は日本人に対してとても人懐こく、親切であります。ハルピンのようにまず日本人が来ない、そんな都市じゃない。ある程度日本人を見慣れている人ばかりです。

 ジャージ市の、おおきな家具屋さんの前で、道を聞きました。「この地図にある百佳超市にはどういけば?」

 聞かれた若い男性が、「まっすぐ1キロ歩いて看板を見て右へ曲がるんですけど……日本の方ですか?」そうです、と答えると、なぜだか嬉しそうに笑い顔を見せてくれました。別れるときには、「サヨナラ」と日本語で。

 ボアオも三亜も海口もいいのですけど、あまり鼻持ちならないリゾート地をありがたがる気持ちには、なれないのであります。普通の人が普通に生活している場所をゆっくり歩いてみたい。

 お昼ごはんは、あてずっぽうに「福建省ふう」と書いてある軽食やさんに入りました。

 蒸餃子、5元、スープ餃子、6元、注文したのはいいですけど、店員さんが早口で言っていることが全く聞き取れない。書いてもらうと一発であります。「89分待ってもらうがいいか?」

 私たちにしては珍しく、その店で上記2点にくわえ青島ビールを2本注文。なんでか全部で21元。日本円にしてだいたい350円。

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 14.5元を払いバスで中原へ帰り、そこから歩いて約1時間、仙掘村の孔子学園に帰り着きます。目の前を疲れた足取りで歩く日本のオジンがおります。なんとなく私に似ております。走れ! 昔お前が冒険ダン吉だった時のことを思い出して……って、あれ? 冒険ダン吉は急ぐときにはダチョウに乗ったっけ?

 ダチョウってどこにいるんだ?

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