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2014年1月18日 (土)

海南島滞在5日目

 中国の人があこがれる最高のリゾート地、海南島も、ボアオ海岸や映画「狙った恋の見つけ方Ⅱ」で出てきた三亜などをのぞけば、普通の生活地、普通の農村、漁村であります。
 私たち夫婦が滞在しているのはチョンハイ市中原、仙窟村。なにしろ一番近いスーパーまで歩いて55分という農村。椰子の林を過ぎて左右にニワトリを育てるケージを見て真っ黒いおいしそうな豚を飼っている農家を見てゴムの林とパイナップル畑を見て、歩いて歩いて乾電池とトイレットペーパーを買うのであります。

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 帰り道、喉が渇いたのでついついビールでも飲もうと思うと、国道沿いにあるちいさな商店に入るしかありません。すべての商店が、牛の飼料と一緒にビールや、ピーナツなどちょっとしたつまみを商っております。
 「歩いて疲れた。ビールある?」
 「あるよ。瓶は5元。缶なら4元ね。」
 「瓶にするよ」
 「ここで飲むの?」
 「そう」
 みたいな会話をして、ビニールの椅子に座って瓶ごとビールを飲むと、いっぱしの旅行者の気分になるのであります。
 居合わせた客が「見ない顔だね。あんたも牛の飼料を買いに来たの?」
 「いや、ビールを飲みに来ただけ」
 「今年の牛の成長の具合は?」
 「いや、牛は育ててない」
 「豚は?」
 「豚も飼ってないね」
 「じゃぁニワトリだね。そろそろ春節だ。あんたのニワトリが高く売れるといいね」
 「ありがとう」
 そんな会話をすると、少し旅なれた人のような気がするのであります。実際は、火曜日に海南島に着いたばかりであります。
 また歩き始めようと、椅子から立ち上がります。店主が牛の飼料を仕分けする手を止めて、「うちの店のビールは美味しかった?」
 おいしかったよ、と言おうとしてなぜだか口から「もぉ~」という音声が出ます。

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 海南島では、中国のどこでもそうであるように人懐っこいおばちゃんが路上で野菜を売ります。とてもあったかいので、年がら年中作物がとれます。1月に田植えをしています。正確には、植える、というよりポンポンと苗を「投げる」のであります

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