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2013年12月 6日 (金)

バイデンだろうがオバマだろうが中国に強いことなんかいえないでしょ

 この近代において、武器というのは戦車や空母、ミサイルや機関銃といった「兵器」だけをさすのではない、と私たちは学習しました。

 たとえば、「俺達の国はたしかに『強勢大国』などではない、崩壊寸前だ、しかし本当に崩壊していいのか? 崩壊したら最低でも300万単位の難民が、川を越え、海を越えてお前の国に押し寄せるぞ、そのためにお前の国は大混乱に陥るぞ、それでもいいのか」という恫喝ができる国にとっては、難民というのは立派な『武器』です。

 小麦文化を押し付けられ、米の生産量を減らすように強要され、案の定特定の年に不作になり、あわてて外国から買わないといけないとなったら、米だって自国の政治経済を脅かす『武器』です。

 通貨である円もドルも、もちろん広い意味での『武器』です。

 外貨準備の保有高は、中国が1位で日本が2位です。でもその意味は全然違います。「私たちの国に対してあまりに不都合なことをするなら勝ってくれそうな国にあなたの国の国債を売るかもしれませんよ」ということを、可能性として示せるか(自立した国か)兵器として武器としての国債を決して行使できないか(自立していない国か)ということになると、全然その意味は違ってきます。

 ですから多くの人は、バイデンであろうがオバマであろうが中国に対して強いことを言えるわけがないだろうと、知っていました。アメリカという沈む泥舟は日本のおかげでここまで延命してきたけど、もう限界だろうと。私は、実はバイデンは中国に、お金を借りに行ったのじゃないの? でなければその類似的な行為をしに行ったのじゃないの? と、この荒唐無稽な頭で考えている。たぶんアメリカは中間選挙まではなりふりかまわず、延命を図るだろう。

 でも泥船は泥船だ。間違いなく沈む。この泥舟に、どうみてもその内側から、積極的に水をぶちまけているんじゃないかという人だっている。たぶんアメリカが滅びたほうが儲かる人がいるのだろう。

 日本は?

 じゃぁ、徴兵制をしいて再軍備するのか? 実際にそういう意見の人もいっぱいいるようです。日本は実は世界有数のプルトニウム保有国なのだという恐ろしいことを言う人もいます(本当のことは知らない)。でも兵力による恫喝がはっきりと終わった、そういう時代だろうということもまた、全世界の人が知っている。だからこそ、ある国はアフリカから地下資源を買うときに対価を通貨ではなく通常兵器で払うのだ。もう、自国の周辺では不要だと、知っている。こうなると『外交』と『戦争』の区別なんか限りなく曖昧になる。再軍備を考える前に、いまだ行使していない『武器』があるとすればそれは何だ? と考えてみればいいのに。

 それは平凡だけど「情報」だったりして。

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