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2013年12月 1日 (日)

値引き交渉してもらって392元の靴……私にしては高い買い物

 日本と中国の金で戦争をしているアメリカ。

 中国がアメリカに13千億ドルを「貸している」ことはなんとなく知っていますが(もしかしたら情報が古いかもしれない)、それは立派に中国の外交的要件です。これを「はんぶん、いや4分の1でいいから返してください」と、中国はアメリカにちゃんと言える。

 「なんだ、返してくれないんですか。それじゃ、小分けして買ってくれそうな国に売っちゃおうっと」と、冗談でも「言える」のが中国。

 日本も同じくらいの金をアメリカに貸しているはずだけど、金輪際「返してくれ」とは言えない。それどころか、政府はちゃんと発表しないけどアメリカの経済がこんなになってもなお「貸し増し」する用意があるとか? あるいはもう、貸し増し「した」とか? 日本がアメリカ国債を買うのは私の目には(私の目にだけ?)貸すのではなく「あげてる」ように見えるのだけど違うのかしら。

 安倍が、オバマに「どうも返してもらえそうにないので小分けしていろんな国にあなたの国の国債を売却しようと思いますが」と、言ったら面白いだろうな。絶対にいえないけど、そういうことを「想像」することはある意味を持つ。

 オバマは、安倍になんと返事をするか。

 「馬鹿を言え。日本という国が消えてなくなってもいいのか」ぐらい言うかもしれない。

 あるいは。

 「冗談じゃない。日本が保有しているアメリカ債を買う国などあるものか」というか。

 日本がまともな国なら、「そりゃ外交の問題ですよオバマさん」ぐらい言えるだろう。

 日本が保有しているアメリカ債を買う国は、たしかにない、ように、見える。

 しかし私の脳みそは荒唐無稽なので、地球上にたった1国だけ、あるように、見える。それも、日本から非常に近いところにある国がそうだと、思えてならない。その国は、ちゃんと保有している外債を外交のために使う。なにぶん、一応「自立」しているからね。

 で、今度の、アメリカの航空会社が中国に飛行計画を出す、出さないという話。

 「日本とアメリカの足並みの乱れが」ってうろたえること自体がとても、とても、危険だと、私はこの荒唐無稽な脳みそで考える。絶対にうろたえる必要なんかない。今こそ、「外交」なんてできなくても、「外交」について考えるときじゃないのか。アメリカはそりゃアメリカの都合で考えるだろう。中間選挙まではどんなことがあてもデフォルトは避けたいアメリカ(政府)、バイデンがなにしに中国へ行くのか? 「5千億ドルでいいから国債の買い増しをお願いできないか」というそういう話に決まってるだろう。どこの世界に、自分の足元が非常に危ないときに、資源の何もない人口12千万の小国を守ろうと腐心する国家があるか。

 アメリカは尖閣の問題を、自国のために本当に最大限、利用した。(あるいは積極的にこの問題を『生み出した』。)戦闘機を売る商談を有利に展開し、山岳戦ぐらいにしか使い道のない、いまだ安全性に疑問のあるオスプレイの配備を(ほぼ)成功させた。そして海兵隊をどこへ移すかという問題についても、尖閣の問題はどこまでもアメリカを利した。尖閣周辺で軍事衝突は起きるのか? 起きない、と私は思う。ただ、「起きるかもしれないよ」という想像を外交にどう利用するのかという問題は、別だ。

 そしてこんどの…ちゃんと書くのはじゃまくさい…なんとか識別圏。「外交」に決まってるだろう、と荒唐無稽な私の頭はうずく。世界の誰もがアメリカの凋落は疑わない。ただそれが「いつか」というだけ。普通の政治家なら(オバマのことね)「俺達が滅びる? そりゃそうかもしれない。だがその3日前に滅びるのがお前の国だ」と、言う。たぶん、欧州と中国に言う。日本には言う必要がない。日本は、自国がいつ滅びるか(あるいは滅びないか)自分の頭では想像しないのだから。

 最近、私を非国民呼ばわりするメールが減った。「もう中国から帰ってくるな」という罵倒のメールも減った。さびしい。だから平気で書く。もし、尖閣について日本政府が、領有権問題が存在「する」という前提のもとに中国とのテーブルについたら。誰が一番困るのか? ネットユーザーは失望するだろう。でもそんなの、いつでもあっというまに態度を変える人たちだしほっておくしかない。(私もほっておかれる1人だがかまわない)困るのは、アメリカだ。ネットを見ると、「尖閣に自衛隊部隊を常駐させよ」という人がいる。自立とは軍事力の増強整備だと思う人がいるのだ。そうだろうか? まず、自立という言葉自体の意味を、考えてみるべきじゃないのだろうか?

 それ、私だってこれからだけど。

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