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2013年11月29日 (金)

油床がある? あるかないかわからん、そんなもの。あったとしても掘りたい国に掘らせろそんなもん

 アメリカの大統領がまだブッシュ(ジュニア)という男だったころ、滝川西高等学校を卒業して自衛隊の幹部候補生として採用され訓練に励んでいた男から、連絡を受けました。

 イラクへの派遣を、部隊で誰よりも早く希望しました、と彼は胸を張りました。

 私は、あぁやっぱり、と思いました。で、「あなたのことだから万事にぬかりはないと思うが、体に気をつけて、絶対に元気に帰ってきて」と申しました。すると彼は、自衛官の一員として何より大事な任務を帯びて行くのですから危険なこともあるかもしれません、死ぬかもしれません、でもそれは自分も家族も覚悟しております、と言いました。

 あやうく泣きそうになりました。この男の妹も滝川西高等学校で学ぶ、元気なソフトボール部員でした。どんなに兄を慕っているか知っていたので、家族を泣かせることはダメだ、と思いました。自分も家族も覚悟していますって、そんなことを『覚悟』する家族がいるものか。いるわけないだろう。

 戦争で死んではいけないと思います。私には3人の子どもがおりますが、絶対に戦争で死ぬのはダメです。「そのうち偶発的な接近もあるかもしれません」って、そりゃ多い少ないにかかわらず「人が死ぬ」ということだろう。

 万が一そんな不幸が日本国民を見舞うとしたら、この国を平和な国家にするために文字通り粉骨砕身された父母の、祖父母の世代の方々の多大なるご苦労はいったいなんだったのか。

 戦争はしないでください。このたびの中国の防空識別圏? でしたっけ? 騒動は軍部が共産党指導部を突き上げたこと、それから新たにやろうとしている内需拡大策のために税制の改革が必要だが(人民元は必ず上昇する)それに先駆けて国内世論を統一すること、以上2つが主要な理由だろうと私は想像しています。それを百も二百も承知の上で、B52を飛ばす、自衛隊機を飛ばす、そんなことやめてほしい。撃ってこない、スクランブル発進で応じることもないといって『嘲笑』することなんかやめてください。

 何よりショックだったのは。

 どっちが勝つのか、ということを平気で口に出す人がいることです。

 私の知人に、小学校4年生の息子が自転車で事故を起こし、内臓を損傷、外科手術を受けた、その時のことを死ぬまで忘れない、という人がいます。

 彼はいつもいいます。

 「沢山じゃない、誰か1人が死ぬ、それは、その人を知る、愛する人にとっては全世界の消滅の悲しみと同じです。」

 1人の命の消滅は、自分を含む全世界の消滅と完全に同じ悲しみなのだ。

 この人の息子は46日間の入院生活のあと立派に生還した。あの第2次世界大戦の時には日本国民だけで310万の人命が失われた、そのことを考えると言葉もない。

 売国奴と言われてもいい、非国民といわれてもいい。だいたい、今だって、すでに言われている。

 他国に一発の銃弾も放つことなく日本は経済的発展を遂げた。それを静かに誇る気があるなら、ネット上に心無い言葉を連ねる『恥』はわかるだろう。

 海底に油床がある? あるかないかわからん、そんなもの。でももしあったとしても、掘りたい国に掘らせればいいじゃないか。日本は市場価格でそれを買う。それでいいだろ。今戦争をするよりましだろ。

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