« 土曜日はカレーパーティー……その細い体のどこにそんなに | トップページ | 礼儀を守るには礼儀を守る「実力」が必要 »

2013年11月 3日 (日)

シャコを、シャコを、シャコを、20尾も皿に盛るんじゃねぇ!!!!

 早朝、私のアパートよりハルピン市内のもう少し北にある大学構内で暮らす配偶者から電話。「インターネットの大気汚染情報見た? 先週の月曜日みたいな数字になってるわよ」

 へぇぇ、と言いながらカーテンを開けて、唖然としました。

 すぐ向かいにある大学の教学楼がぼんやりかすんでよく見えないほどの霧です。いや、霧かスモッグかよくわかりません。インターネットをつないで数値を取ってみると300台の後半です。ついでに北京を見てみると57という、冗談のような数値です。

 「おいおい、どっちが首都なんだよ、どっちが人口多いんだよ」と瞬時に思いましたが、ことは人口密集の程度ではなく気候、風向きの問題なのです。

 さすがに、表を歩いている学生の数も少なそうです。話し声も、あまり聞こえません。アルバイトや帰省でやむを得ず移動しなければいけない生徒のほかは、あまり寮から出ないほうが良いと、見りゃ私だってわかります。

 1970年代の牛込柳町は有名でしたが、こんな風な大気だったのだろうか、と考えました。小さい子供を持つ親御さんは心を痛めたのだろうな。

 私なんかはもうそもそも62歳のオジンでございますから、他人の心配をするだけですみますが、この土地で生まれ、この土地で死ぬ若者は本当にどう思っているのだろうと余計な心配をしてしまいます。

 それでも、北海道砂川高等学校や滝川西高等学校の卒業生の皆様から、「ちゃんとマスクをしていますか?」というメールをもらいました。日本でも報道されているようなのです。こっちの人たちは100人のうち1人くらいしかマスク、しません。無理もないのかもしれない。季節はこれから厳冬期に向かいます。来月の中旬には零下20度とかもう少しすると30度という世界です。マスクはガチガチに凍ります。眼鏡をしていると最悪です。マスクの上側から漏れ出た水蒸気が眼鏡につくと、レンズは一瞬で凍ってしまいます。零下30度の野外では、拭こうが擦ろうが絶対に綺麗にはなりません。バスに乗ると完全に盲目となります。しばらく揺られていると車内の熱気で融けますが下車したとたん同じことが起きます。といって眼鏡を外すと、アキ・カウリスマキ監督の名作の冒頭シーンのように車にはねられた私の体がハルピンの路上に転がることになります。残念ながらガーターベルトをしておりませんので映画のモチーフになりませんが。

 現在の汚染度370が全市いっせいに焚かれた暖房のせいであることは明白です。じゃぁ、これからどんどんと冬が本格化するとき、いったい……と考えてしまうのであります。

 話は変わって。

 おとといの金曜日、新中新という市場街にある食堂『和意堂』に参りました。なんと読むのかわかりません。

 エビの餃子と野菜料理がおいしいのであります。

 青菜とシャコのスープ煮、というのがメニューにありました。

 中国でシャコ? 不覚にも私の好物というのは各種ありますが海に住む節足動物というのにめっぽう目がないのであります。ちなみに世界最高の美味は生芝エビの老酒殺し、中国名酔蝦(ズイシャー)だと思っております。

 中国でシャコ!

 一皿40元のそれには、なんと20尾ほどのシャコがひしめいておりました。スープ煮された青菜もおいしい。

 で、食べ終わって……。

 7月の帰国を思いました。最初に、配偶者と一緒にやっぱり小樽の『魚真』さんへいくのであります。札幌の「ナポリの台所」なら1分だって並ぶのは嫌ですけど魚真さんなら1時間でも並べます。シャコは、やっぱり握りのねたがよろしいようで。

 中国滞在は1年を過ぎましたが食べ物だけはなじめません。

 あ。決して中国人には伝わらないけど、悔しいからここに書くのだけど。

 シャコを、どうしても残さないといけないほど、皿に盛るんじゃネェよっ!!

« 土曜日はカレーパーティー……その細い体のどこにそんなに | トップページ | 礼儀を守るには礼儀を守る「実力」が必要 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

いい気なもんだなぁ,,,
生きているあいだにロクなこともせずに異国で飽食三昧して死に逃げかいw

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/589238/58505381

この記事へのトラックバック一覧です: シャコを、シャコを、シャコを、20尾も皿に盛るんじゃねぇ!!!!:

« 土曜日はカレーパーティー……その細い体のどこにそんなに | トップページ | 礼儀を守るには礼儀を守る「実力」が必要 »