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2013年8月19日 (月)

エジプトにアメリカは「不介入」。日本人として私が考えること

 世の中で起こっていることは、大体において私には難しすぎます。

 たとえばエジプトでは600人を越える人が死んだが、モルシというのは私の知識の中では選挙を経て選ばれたはずで、それが「軍事(クーデター?)」によって倒されたとするなら、国民がクーデターを支持するわけがない、と思うのですが、軍の側には政権崩壊後の政治運営について応分の見通しがあるだろうか、というようなことです。

 もっともっと単純なことがあります。

 オバマ大統領は事実上の不介入を表明したわけですが、それなら軍に援助しているアメリカドルも凍結するのだろうか? 何百億ドルかしらないけれど。この軍事援助を継続するということは介入そのものでしょ。

 もっともっと単純だけど大事な疑問があります。

 ブッシュだったらとっくの昔に軍事介入に踏み切っていると私なら思うのだけど、今回オバマが不介入を表明し(積極的な介入を消極的に否定し)たということは、これからも同様の争乱に不介入の姿勢で臨むということ?

 パナマのノリエガ大統領に対してしたようなことは、これからは起こらない? 今まで自分の言うことを良く聞いていた奴が次第に言うことを聞かなくなるとあの手この手で(あの嘘この嘘で)潰す、というのがこれまでのアメリカの姿勢ですよね。

 スプラトリーを巡る紛争ではアメリカはフィリピンを見放したわけだけど、それはアメリカにとって利益にならないから? 少なくとも軍事的プレゼンスの維持という以上の意味を持たないから?

 ここまで考えてきて、万万が一(絶対にあって欲しくないけど)日本と中国が南の島で偶発的なニアミスに至ったとして、……というところに、私の考えは至る。

「それは君らの問題」とオバマのアメリカは静観を決め込む、ということ? まぁ2国間の紛争だし様相はエジプトとは違うのだけど。

言い方を変えれば。

 オバマが今回、エジプトに不介入の意思を表明したということは(そしてそれを多くの国民が支持したということは)アメリカが1989年のパナマ侵攻当時のような『世界で一番軽率に軍事力を行使する国』でなくなっていくということ?

 それは『良識』が働いたからではなく単に『金がないから』。でも考えてみればそれが当然。2016年に誕生するかも知れない共和党政権。3人の候補者がいるらしいけど、ランド・ポールなどは「世界中に展開しているアメリカ軍を引き揚げる」公約を持っているとか? 共和党も変わったんだな、と思うけど、ということは将来的に沖縄の基地もなくるということ?

 それって日本が、世界が、普通になっていくことを意味しているように思われます。

 じゃぁ、今、世界を普通じゃなくしているのは?

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