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2013年8月 1日 (木)

中国の女性の肌はなぜ輝くのか

 中国の町はほんのいくつかしか知りません。
 ハルピン、北京、黒河、チチハル、インコウに大連……それに旅行中に通過したいくつかの小都市です。
 日本と比較してはいけませんがつい比較してしまうのは、衛生面の問題であります。基本的に都市は不潔だ。
 市場でも路上の食べ物屋さんでも、不要物は路上に捨てるか放置します。それは次の日の早朝、掃除をする専門職の人がやってきて綺麗にしますから、中国の都市のルールと言えばルールだ。でもとにかく日本のように、専門の方が引き取りに来るまで悪臭を放つことがないように少なくとも各店舗の責任で敷地内の何らかの容器に密閉する、隔離する、ということがありません。従って夏場には、市街の多くの場所が大なり小なり色んな悪臭に満たされることになります。もちろん屋台で飲食した客も残飯や焼き鳥の串などは路上に投棄(それがルール)しますから、翌朝までは腐臭を放ち続けることになります。
 雨が降ると、下水の工事計画が良くないものですからしばしば道路が冠水します。泥水の中をズボンをまくり上げて人々は歩き、マフラーが水没するかしないかというギリギリの状況で車を運転するわけであります。
 空を見上げると多くの人が心配してくださったように空気はあまり良くない。
 私の知る限りハルピンの暖房装置は石炭です。あの懐かしい匂いが冬になると生活の周辺を満たします。ところがこの石炭、私が日本で見たのと違い粉状です。石炭の色じゃない不純物もかなりあるように、見えます。専門的なことはもちろんわかりませんが燃焼効率はどうなのでしょうか。
 私が北京へ行ったのは3月中旬。つい100m先のビルのてっぺんが霞んで見えないほど、空気は汚れています。ハルピンはそれよりましですけど、冬場で風のない日の空気はやっぱり良くない。
 水、空気は明らかに日本の都市より衛生面で劣ります。有名な「中国のトイレ」は急速に姿を消しつつあるようですが、私が黒河~ハルピンまでバス旅行(といっても10時間ほど)した時はまだあちこちにありました。コンクリートの床にただ穴が空いているだけ。そこに「命中」しなかった液体は当然、私の足元に流れ出します。その靴でふたたびバスに乗ります。想像してはいけませんけどつい想像してしまうのは、女性の乗客用のトイレはどうなっているのだろうということです。
 疑問が湧きます。
 水と空気があれほど悪いのにどうして女性の肌はあんなに綺麗なのか。クリーンなはずの日本で、どうしてこれほどアレルギーが問題になるのか。
 ごく親しくしている千葉の中高一貫校の理科の先生に聞いてみました。
 「仮説ですけど」と前置きして、彼はわかりやすく教えてくれました。
 「人間の体にはいくつもの免疫物質というか免疫システムがあります。異物の侵入に対しそれが活発に機能します。しかし日本のように環境がクリーンになると、免疫システムは間違って自分自身を攻撃する場合があります。自分を異物として認識するわけです。」
 ううむ、それで中国の若い女性からアレルギーの話を聞かないのか。
 私の知る日本人の若い女性は大なり小なりアレルギー症状に苦しむ。
 わかりやすい説明だ。
 ……実際は先生はちゃんと免疫物質(システム)の名前を挙げて詳しく説明してくれたのですけど、大略は上記のようだったと思います。
 空気と水が明らかに汚れている国で肌の輝きを保つ中国の若い女性。
 極限まで異物を排除し結果的に体内の免疫システムに『攻撃』されてしまう私たち。

 

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