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2013年7月28日 (日)

フェラーリに乗るにはフェラーリに乗る「人生」が必要、そしてもう1つ……

 いろんなものを処分して身軽にはなりましたが、家をかなり狭くしている書籍はどうするか、と次に考えました。

 書籍をたくさん所有しているからではなく単に家が狭いのですが……。

 高群逸枝さんの「日本女性史」はセットならいくらかで売れるのでは? などと考え出すと、とたんに物事が前に進まなくなります。過去にその書籍がどのように私を興奮させたのであろうと、興味も仕事上の必要性もない子ども達にとっては純粋にゴミです。

 ゴミに埋もれて生活していたのだ、と思いました。

 少なくともライフル射撃とバイクでのツーリングはもうやらないとして、……海技免許の更新のために写真を撮ってきたそれを家族に見せながら、「この顔の男に似合うのは何だろう?」と家族に訊いてみました。

 「ホームベーカリーでパンを焼いているのが似合う」と言ってくれるはず、と思った我が配偶者様は、案に相違して、「若い女性の恋愛の悩み相談に乗っているのが似合うんじゃない」とおっしゃいました。

 そりゃ褒めすぎだ。

 23歳になる息子は、「やっぱりバイクに乗っているのが似合うんじゃない」と言ってくれました。

 彼は彼なりに、自分のアドバイスが1つのきっかけとなって私がバイクを降りた、そのことで心を痛めているようなのでした。それを知ったとき逆に私の中のある部分が、痛むのでありました。

 自分がまだその顔をしているか、息子の気遣いか、それはともかくとしてもうバイクに乗ることはありません。平素の足としてビラーゴに乗ってはおりますがそれはもう何かバイクとは違う乗り物であります。なめちゃいけないけど。

 似合う、似合わないということでいえば……。

 道内のある会社の社長が1億円を持ってフェラーリを買いに行ったらセラーさんから「あなたにはフェラーリは売れない」と言われた、という。それは有名な話であります。

 フェラーリに乗るにはフェラーリに乗る「人生」が必要であります。金じゃない。

 それと。

 フェラーリに乗る「顔」と。

 9Rに乗っていた時、私は9Rに乗る「顔」をしていたのかどうか。

 それが、せつなく、そして意味もなく、気になるのであります。

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