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2013年7月29日 (月)

尊敬し尊重する異性とはセックスはできません

 yahoo!のメールボックスを開けると、必ず目に入ってしまう宣伝があります。

 最近のは非常に不愉快であります。

 50歳を過ぎて自分は女性とセックスすることなんてあきらめていたが、この薬を飲んでそれがふたたび可能であることを知った。妻との関係も最良である。って……。

 気持ちの悪い広告を送りつけないでください。

 セックスレス夫婦とかが問題になるのは若くて結婚して間がない、これから子どもを作る、なのに何かがうまくいかない、そんな場合であります。50になったらやらなくていいじゃん。ちゃんと子どもをケアしてホームを守るために精力を傾けるべきだろ。

 とうの昔に子どもを作る必要は去った。共生関係を保つためだけにセックスをする。

 わからんでもない。でも、薬品に頼るのは気持ち悪い。

 そもそも、男ってのは親しい女性、尊敬し崇拝する女性とはセックスできません。

 男のセックスの衝動は実は敵意に根ざしています。好ましい、いやいや逆だ、征服したい女性を前にした男の体内にはホルモンが分泌される。それが男の体に変化を与え、OKになるわけですけど、そのホルモンというのは狩猟採集民であった頃の男の体内に分泌されていたそれと、同じである、あるいは酷似していると、多くの人は指摘します。

 地球人類はほんの1万年前まで動物を狩って暮らしあるいは木の実を採集して生きていました。行動時間帯になると(朝だ)激しく男を励ますホルモンの分泌を受けます。

 狩るべき野生動物と。

 女と。

 同じ反応が男に生じるわけであります。

 以前あるところで、「男にとって女は申し込み『許可』を得て我がものにする対象ではない、『狩る』ものである」と言ったら、たくさんの人から叱られました。でも、怒り出したのは男と、ある年齢以上の女性だ。若い女性は、「そんな強い男が本当にいるなら狩られるのもいいかもね」と、おっしゃいましたぜ。

 話を元に戻して。

 男をスタンバイさせるホルモンは、女を「敵」もしくは「獲物」と認識してはじめて分泌される。結婚して2030年経ち、ともに苦労しておそらくは子どもも育て「同志」としての信頼や共感を作り出すのに成功し言うまでもなく敵じゃなくなったら、セックスできなくなるように、なってるんです。それが私たちの体の仕組みというものです。

 親しい他者、尊敬し尊重する他者とはセックスできない、人類はそうやってインセストタブーの原則を守ってきたのです。だからこそ共同体としての紐帯を失った家庭では近親相姦が起こる。学校の先生の破廉恥な事件が多発しますけど、生徒を尊敬し尊重しているなら、性衝動なんて生まれるわけがない。教員が自分の仕事に、目の前の生徒に共感と連帯を、尊敬を前提とする一体感を失った結果、突然「異性」として立ち現れることになったのです。

 50歳の男が妻を前にしてセックスできない。当たり前であります。尊敬し尊重するべき他者とは性衝動が生じないのだ。無理に「敵」にする必要なんかないのであります。だから私は薬、いりません。妙な広告見せないで。

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