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2013年6月 7日 (金)

中国の高校生、ついに「高考」の日を迎えます

 中国の大学では、試験の時期の1ヶ月近く前に「試験問題を提出せよ」と言われます。なぜそんなに早く教務担当者に提出しないといけないのか他の多くのことと同様、謎です。

 自分がどんな試験問題を作ったのか、記憶があやふやに(細かい文言など)なっちゃった頃に試験となります。私は事故が起きるのは嫌なのでなるべく試験問題はプリントアウトしません。

 大学の定期考査だって1ヶ月前に問題の提出を要求するのですから、入試なんか大変だと思います。その緊張感たるやすさまじいものがあるでしょう。

 68日、9日は中国全土で『高考』と呼ばれる試験が行われます。満点750点(だっけ?)のこの全国統一大学入試で何点をとるかで、どこの省のなんという大学のどの学部に入るか決まるわけです。

 親の熱意はすさまじく、もちろん試験会場までは送迎しますから、町中を車がうめつくすことになるそうです。私は黒河でそれを目撃することになりますが、さてどんな情景が……。高校の近くは車の乗り入れが禁止になり、昨年はある親のお父さんがうっかり規制地区に乗り入れてしまいその罰金の額が1000元だったとか。ラーメンがいっぱい7元だから……。

 いずれにしても中国全土が交通混雑になることはまちがいなさそうで、ちょうどこの日に帰省することになる 生徒の中に「☆時の汽車に乗るためには寮を何時に出れば」という煩悶が生まれます。煩悶はどんどん大きくなり、一種の「都市伝説」のようになります。午後2時の列車なのに朝8時にはもう寮を出ちゃう、それが普通だ、みたいな噂がはびこるわけです。3年生は、「たしかに路上駐車は多いしクルマそのものが多いけど警官は沢山出るしそんなに混乱しないよ」とアドバイスするのですが……。

 そんな中、今日の夜から黒河へ旅行です。ハルピンからだいたい10時間30分。ちょうど中間地点、五大蓮池(ウーダーリエンチィ)で生徒が下りたらそっからわたしは一人旅です。

 自分が決めたことがそのまま実行できないことなんかいくらでもあると思います。列車の発射に間に合わない、予約したはずのホテルのカウンターで「あんた誰」と言われた、ふとカバンを探すとパスポートと現金が消えていた……。気がついたらレインボーフラッガーに羽交い締めされていた……(まさかね)。

 コークというアイルランドの大都市の駅裏で夜中、道に迷い、うっかり「Excuse me, let me know……」と声をかけたら2mもありそうな顔中ピアス、スキンヘッドのゲイの男性だった、その時の全身の「ざわっ」というざわめきを、よく覚えています。彼のタトゥーの絵柄まで覚えています。

 今にして思えばあの「ざわっ」って、快感だったんですね。

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