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2013年6月20日 (木)

人類の滅亡は近い……中国的恋愛事情

 国によって文化が違う、ものの考え方も何もかも違う、それをわかっていて(ないしわかろうとしていて)なお「何それ?」と絶句してしまうことというのがあります。

 中国的恋愛事情というか、それ以前の、男のプロポーズの特異さであります。

 男は目指す女性にプロポーズしようと思うと、まずお金を貯めます。大量のバラを買い、自分の通う大学の先生に人物評というか、推薦状を書いて貰います。(書いてください、と言われた日本人先生がいる。私はそんなモノ絶対に書かない。まぁ頼みにも来ないでしょうが)吉日を選び、某所に彼女を呼び出します。そこにはバラの花を1輪ずつ持った男の友達がスタンバイして待っています。そして彼は彼女に、先生に書いて貰った推薦状を渡し(どんな先生がどんな思いでそれを書くのだ)愛の言葉を告げます。「どうか僕の彼女になってください」。……と同時に、友人達がバラを持ち「彼の申し出を受け入れてやってください」と口々に言いながら彼女に近づき、それを手渡します。

 人によってはこの時、花火会社にお金を払い、近くのどこかにスタンバイして貰います。彼女の返事がOKだったら、市内のどこからでも見えるような花火がどーんと上がるわけです。実は私はこの時ならぬ花火の音をハルピンに来てから何度も聞きました。最初何か分からなかったんですけど、近くの人が教えてくれました。「ああ、また誰かが女にプロポーズしていますね」。

 何それ。

 たかが1人の女に自分と付き合う気があるかどうか問うのに、何が花火だ、何がバラだ、何が推薦状だ、恋愛というのはすぐれて個人的な行為であります。私の周囲には、まぁ恋愛に多少は通じている人間というのがいました。私自身は、「先生まさかレインボーフラッガーじゃないですよね」と言われるほど女性に縁がなかったですけど、まぁ女性との交際に慣れた奴もいたわけですよ。金輪際、「これが僕の彼女で」なんて自慢しませんよ。つきあってるかどうかもわかんないですよ。別れてもぎゃぁぎゃぁ騒いだりしませんよ。静かにやるんですよ。

 プロポーズするのに公園に友達を並べたりするんじゃないって。そりゃ告白じゃなく「オレはこれだけやってるんだ、金も使ってる」という『脅迫』だってば。でもよい女ってのは、脅迫なんか通用しません。「ごめんね、あんたいらない」ってことがサラッといえる女が、いい女なんだから。またそれが言えないようだと女はやってられないんだから。男の精子は朝、昼、晩、と『1回に』3億、女の卵子は『生涯に』450。その違いをちゃんと考えてプロポーズしろ、(あるいは、するな)と思うのであります。

恋愛は、すぐれて個人的な行為だ。そうでないといけない。個人的な行為であるからこそ、あれだけ沢山の芸術作品が誕生したんだから。

3年生のTくんが、私の授業を2回続けて休みました。試験直前なのに。

「どうしたの」と聞くと、「寮でふとんかぶって泣いています。」

なに、それ?

 1回だめだったらなんですぐ次の女にプロポーズしない?「先生、男ってのはそんないいかげんじゃないんです。」

 ……人類の滅亡は近いわ!!

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