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2013年4月 9日 (火)

中国的恋愛事情(もっと)

 通訳さんの発案で、授業開始時の1分間スピーチを初めて2巡目。もちろん1年生なので原稿もスピーチ内容それ自体も、まことにたどたどしいものです。スピーチが終わると原稿を提出してもらいますが、もちろん文法的なまちがいがいっぱいあります。

 49日の朝は、孫くん(この名字の人もいっぱいいる)の番でした。テーマは、「恋愛」でした。

 「男は、女を守ることが必要です。男は女より強いものだから、男は、やさしくて親切な彼女がほしいです。女は元気でかっこいい相手がほしいです。二人は一緒の感じの夢を追ってます。

 いままで私は恋人がいません。理由がわかりません。あなたたちはわかりますか?」

 孫くんは成績も優秀で歌がうまく、料理が得意で気持ちが優しい。甘い顔をしていて、じゅうぶんハンサムです。ただ少し物静かです。俺が俺が、というタイプではありません。(実は中国人には珍しい)彼は知りませんが、女子の中には、「孫くんがいい」という人がけっこういます。

 スピーチの後の講評で私は、日本人だって、いい男ほどもてないのだ、という話をしました。努力家で研究熱心で常に明日を見つめて向上する男はまず、もてない、というと、中国人の学生は一様に、「なぜ?」という顔をしています。実際に、ウェイシェンマァ、と質問する人もいます。

 よい男は付き合おうとする女に、努力を要求するからだ、と私は説明しました。向上心にあふれた男は自分でも知らない間に、相手の女にも向上心を要求している。というか、女は、自分がこの人と付き合おうとするなら努力が必要なのだ、と気づく。その自分の努力に、当然ながら女は自信が持てない。だから努力する必要のない、アメフラシみたいな男がもてることになる。当たり前だ。

 先生アメフラシってなんですか、という女子がいます。私は、ちょっと見カラフルで華やかだけど中身がなくて向こうが透き通って見えちゃうくらい薄っぺらな、そういう男のことだ、と説明しました。

 抽象的な話でした、しかし、通訳の先生がものすごく語彙の豊富な方なので、生徒はわかってくれたようでした。この日のスピーカーが孫くんだったからでしょう。アメフラシだけ余分でしたけど。

 また、中国人の男も、これという理由ないのに奇妙に常に彼女がいたりしますからね。実例に照らし合わせて、納得してくれたのかもしれません。

 おい、いつも授業に遅刻してくる3年生の※くん☆くん★くん、君らのことだ君らの! 彼女は心配して泣いてオルゾ。

 心配しないで別れりゃいいのに。

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