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2013年4月14日 (日)

村上春樹さんのこと……(続き)

 内蒙古人民出版社というところがあり、もちろん日本の出版社のように、「なになに傑作集」「なになに選書」のようなシリーズがあります。

 「清品珍蔵」というシリーズの小説には、ノーベル賞を受賞した莫言さんをはじめ、魯迅、有名な女流作家の三毛さんなんか含まれてますけど、日本人でた1人、村上春樹さんがおります。

 西蔵人民出版社というところにも、「名家文学経典」というシリーズがあります。やっぱり魯迅、三毛さん、それにこちらには作風からいって当局との関係は大丈夫なのだろうかと思わせる、孫睿さんなんかもいます。そしてここにも、日本人で只1人、村上春樹さんが入っています。

 莫言さんがいなくて、村上春樹さんがいる? ? ?

 他の出版社もそうなのではないかと、推察されます。

 中国では、明らかに村上春樹さんは別格の作家です。すべての作品が中文訳されて出版されているし、実際に若い人に聞いてみても、莫言さんはノーベル賞を受けて初めて読んだが村上春樹さんの作品は中学の頃からずっと読んでいる、という人がいるように、実に多くの人に愛され待ています。

 大手出版社の選集の中から愛読書を選ぶ人は、日本の作家は村上春樹さんしかいないと誤解するかもしれない。もちろん、三島由紀夫も川端康成も青山七恵も翻訳されています。、村上龍氏の「無限近似于透明的藍」を見たときはこれは何だろうと思いましたが、精力的に日本人の作家を紹介しようとしています。しかし中国で小説を読もうという人の間で誰が一番人口に膾炙しているかというと、夏目漱石よりこの人なのであります。

 新作は、いつごろ中国で発行? 日本では、「社会現象」だったようですけど。

 もしかして、日本で読むより、こっちで「没所有色彩的多岬作和他朝拝経地的旅」を読む方が、先かな?

 それにしても今日(4月14日)は晴れの予報にもかかわらず雪で低温、路面はつるつる。

 たった30分ほどタクシーに乗車しただけで、ミェンパオ(三輪の超小型タクシーです)をはじめ、何台もの事故車両を見ました。

 その恐ろしい中を安全に走行してくれた運転手さんにお札を渡しながら、さすがにお釣りは受け取れませんでした。

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