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2013年3月18日 (月)

北京へ、ウルムチへ、クンミンへ……距離は私の心の中にしかない

 北京へ行ってまいりました。土曜日の早朝にハルピン空港からCAで北京へ飛び、月曜日の夕方、CZ便で戻ってまいりました。

 国家が近代化するというのはこの5年で最低賃金が毎年20%上昇したとかこれからの5年間は17%の賃金上昇を国民に保障するとか人民元のペッグに乗り出す国が増えるとか道路が広がるとかオリンピック公園ができるとか雲突くようなビルが隙間無く林立するとか清潔なトイレがたくさん出来るとかそりゃそういうこともあるだろうけど、空港セキュリティやチケット発給窓口の対応がおだやかに紳士的になり町の人々の旅行者に対する応対が丁寧になり友好的になりそして少なくとも公共機関に関しては万国共通語である英語がしっかりと通じる、という変化でないといけないだろうと思います。私が嬉しかったのは、「ひと」であります。働く、今回親しく接してくださった「ひとびと」であります。

 中国全土で日本語を教えておられる同じ日本人外教との交流はおおいに意義のあるものでしたし勉強にもなる、そして半数以上の方とは東京八王子で派遣前研修を2週間一緒に受けたのであり大変に懐かしい、泊まったホテルは生まれて始めての四つ星でその居心地のよさ食べ物の美味しさに驚いた、天安門は広かった有名な毛主席の肖像画前の3人の警備警官は長時間微動だにせずかっこよかった紫禁城北の鐘楼と鼓楼は北京市中央部を一望できる高いがうえにも高い建物であり登り終えてはぁはぁ言いながら見下ろすフートンは見事な歴史遺産だったそんなことはいっぱいありますけれど、私が一番嬉しかったのは、接する人がみんなみんな親切で誇りに満ち、旅行者に応対しておられたことです。だいたい、道を聞いたり(それもしつこく)いたるところで手荷物のエックス線検査はあるしで、いやでも口を利かないといけないのであります。でも人と接するに当たって不安はありませんでした。バスの車掌さんは普通の声量でじゅうぶん聞こえるのにどうして耳元であんなに質問した答えを「叫ぶ」のかわからないけどそれだって親切からかも知れない。だいたい言ってる内容は、「前門(チェンミェン)だね、いいよ日本人、その停留所が来たらあたしが教えてやるから」なのだから。

 人、であります。近代化というのはそこに現れるんだろう。中国人が日本人に対して一番感心するのはスカイツリーじゃない、「礼節」なのだから。

 そして私は今回の北京見学で「熱情」を感じて、帰ってまいりました。

 付け加えるとすれば。

 いつもいろんな人に言うのですけど、日本とハルピンはたったの2時間15分、すぐ「そこ」であります。

 そしてハルピン北京は、1時間50分であります。集まった日本人外教のうち福建省の人は「4時間ね」とおっしゃってたけど、それだって「すぐそこ」です。

 いろんなところが「すぐそこ」だ。カタコトの英語とビザとパスポートがあれば地球上の色んな場所は「すぐそこ」なのかもしれない。遠いものに感じさせていたのは、未知の人を恐れる私自身の閉鎖性だった。

 故宮そばの観光地、なんとかいう細長い池で、しつこく私に「人力車を雇え」とすすめたおじさんも、私が絶対に人力車を「利用しない」とわかると、それならということで優しく丁寧に順路を教えてくれたじゃないか。

 ハルピン空港で搭乗を待っているとき、英語のアナウンスがありました。

 「ウルムチ行き間もなく搭乗締め切りになります、ボーディングパスお持ちの方はお急ぎください」

 ウルムチ……西域か。

 行こかな。すぐそこじゃん。

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コメント

お久しぶりです。
元気ですか?

とうとう今週の金曜日には終業式です。
まだ最高学年になるって実感が湧いていません。

それはそうと、話は先月に遡るのですが、
テストが近く、そろそろ勉強しなくてはな〜っと休み時間にほのぼのしていると、同級生の女の子に呼ばれ、バレンタインだったのでまさかの告白か?彼女がいるのに、告白されるのか??
っと、男性にしか分からないであろうドキドキを胸に秘め、廊下に出るとそこには三年生が。
名前は伏せますが、少し卒業に時間がかかってしまった先輩です。
その先輩に砂川の『ゆう』でやる卒業ライブにぜひダンスで出てほしい。と頼まれ、
気付けば今月の7日には小さな舞台の上に立っていました。
しかも1人です。
先輩達と踊るのか、と不安と期待を秘めていると、友達誘っても良いから、私達とは別のチームで出てほしいと頼まれたので、一緒に踊れる友達がいないので、1人で踊りました。

おそらく、二年次最大の出来事だったと思います。

そんなこんなで僕たち二年生は来月には三年生になります。
まだ頭の中は一年生です。
さすがに最高学年になるので、1、2年生に尊敬される先輩になりたいです。

お身体に気をつけてくださいね。

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