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2013年3月 5日 (火)

早くハルピンの地下鉄に乗りたい私

 私がハルピンに来たとき、盛んに地下鉄工事を行っていました。

 北のハルピン駅から南の新中心までの区間が20128月に開通するんだというふうに大学側の偉い方が胸を張りました。8月が過ぎ、その予定開通期日は12月に移りました。私がいったんハルピンを離れたのは12日でしたが、その時、自分が戻ってくる2月中旬には開通してるかな、してたらさっそく乗って、駅まで行ってやろうと思っていました。

 でも開通してないようでした。駅ができたらここにはこういうショッピングモールが出来る、こういう施設が出来る、という看板がそのままそこにありました。夢は依然として「夢」でありました。

 何人かのハルピン市民に聞いてみました。

 いつ、開通するの?

 Aさん「もともとの予定は8月だったんだからねぇ、よっぽど進んでると思うよ。4月には開通するよ、きっと」

 Bさん「いやいやそんなに早くは無いですよ。私は当初の予定のちょうど1年遅れ、今年の8月だと思うな」

 Cさん「寒くなって工事できなくなる直前に完成させるつもりなんですよ、つまり国慶節前後の10月、あるいは11月ですね」

 ……どんどん、のびていきます。

 そしてついにDさん。

 「ハルピンに地下鉄? ありませんよそんなの」

 …………。

 まぁ、うがって考えると、深い配慮があるのかもしれないですね。

 すぐに工事が完了すると、働いていた人が次の職場を探さないといけないじゃないですか。

 だから工期を長くする。雇用を保障する期間を延ばす。

 立派な延期の理由だ!

 その証拠に、高速道路のインターチェンジは、あっというまに開通しました。本当に早かったです。夏には工事が始まっていたんですけど、10月末、雪が降る頃にはもう開通しました。その早さにはみんな驚嘆していました。高速道路は野外だからどうしたって冬は工事できない。氷点下31度のハルピンの冬が来る前に完成させる必要があったのでしょう。地下鉄は違います。

 こうなると、公共工事ってなんだろうと思います。いつまでできなくてもいいじゃないか、という気がします。お金を配分するための装置だったんですね。でもそれにしたっていつかは完成します。完成したら、働く場所、次を探さないといけません。13億の人が暮らさないといけないのだから。

 で、まわりまわって……。

 34日の夜、卒業間際の4年生男子とごはんを食べました。学校食堂の料金は、予想通り上がっていました。一緒に食べていた馬くんは、「麻辛豆腐蓋飯」をゆびさし、「冬休みが終わってみると6元になっていました。この料理も少しずつ値上がりしたんです。」

 もともとはいくらだったの? と聞いてみました。

 「ボクが入学したときは、4元でした。」

 うう~ん、3年半で、1.5倍か。

 馬くんのお父さんの給料がそれと同じだけ上がっていれば良いんですが。

 文房具はそれに比べるとおだやかな値上がり。私は教材用のA4ペーパーは500枚単位で買うのですが、来たばっかりの頃、バインドで20元でした。当時のレートで260円。そんなに日本と変わりません。今、同じものが22元。でも元のレートが大幅に上がってますから、320円。

 この調子で行くと……。間もなく日本より高くなります。すでにインスタントコーヒーなんかは日本より高いですからね。

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