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2013年3月12日 (火)

春になると市場は活気づき1分間日本語スピーチも始まり

 12月には零下32℃の風を私に吹きかけ、私に「地球上にここより寒いところがあるなんて絶対に認めない、み、と、と、め、なーい!」と叫ばせたハルピンの冬も、終わりました。気温は限りなく0度に近い。もうすぐ、日中はプラスになるでしょう。

 路上に暖かい風が吹きはじめると心なしか人の数も増えるようです。今日は245分に授業が終了したので、土地の人が新中心と呼んでいる市場まで買出しに出かけました。校地内に唯一営業していた野菜やさんが12月いっぱいで営業をやめてしまったので、校外へ出ないといけません。それにしたって徒歩で片道15分です。

 白菜の中サイズ1個、タマネギ大2個、ほうれん草1把、サツマイモ中サイズ2本、以上全部で18.5元。280円ですねぇ。

 お肉屋さんにまわります。すばらしい美人の奥さんが店番をしています。見ているとどうもご主人より彼女のほうが店の運営では活躍しているようです。羊肉50020元(300円)、冷凍食材をいろいろ1キロほど買って、それは22元。

 また別の店へ。ハルピン名物の松花鶏腿(ソンホワジートェ)3個で10150円。

 この松花鶏腿は絶品中の絶品で、鶏の腿肉でピータンをくるみ味付けし低温でかなり長時間燻製処理したものです。もちろんそのままで食べますが、のんべの先生に言わせると、中国の白酒(バイチュー。40度から高級品になると58度ほどもあるらしい)によく合うそうです。私は白酒飲まないのでわかりませんが、ご飯のおかずで充分です。食品は場合によったら空港で没収なので、日本の知人に紹介できないのが残念です。

 ごった返す市場で、よくよく知っている売り子さんに挨拶しながら、買い物をすすめていると本当に春が来たなという気がします。

 さて、1年生の教室では通訳さんの発案で1分間スピーチ。

 毎日交代で2人ずつ、前に出て日本語で近況を報告します。わかってもわからなくても、みんなは盛んな拍手を送ります。日本の学生と違うところは、ワタシがビデオカメラを回そうがニコンでばしゃばしゃ写真を撮ろうが何も気にしないという点。

 今日は大慶出身の女子がスピーチしました。

 「昨日母が電話をかけてきました。いつも言うことは決まっています。勉強していますか。からだは大丈夫ですか。私は遊んでばかりであまり勉強をしていません……」

 ふいにつまって、泣き出しました。

 18歳の女の子が突然故郷を離れ、慣れない都市で寮生活を始める。8人部屋の友達はたしかに仲良くしてくれるけど、でもそれはきょうだいじゃない、そこは大慶ではない。

 みんなで彼女が泣き止むのを待ち、スピーチの続きを待ちました。

 気づいたら、子供たちのことを、日本の事を考えている私がいましたs。

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コメント

交流会ではお世話になりました。
一昨日、初コメしましたが、届いてないのかな?
一分間スピーチ、いいですね。
授業に取り入れようと思います。

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