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2013年1月20日 (日)

砂川市内で実施された新年会に出席、ハルピン暮らしを報告

 なんと、砂川市内で実施された、「ものを考えることの好きな人々による」新年会に、参加してきました。

 呼びかけ人である書店の社長さん、書店の外商部の方、酒店経営者の方、砂川市役所におつとめの公務員さん(管理職の方を含む)、報道関係者、医療機関や農園など、……要するに、砂川市内のいろんなところで現役ばりばりの活動展開中の皆さんです。

 まず最初に、「無知」の自覚を。

 私は中国から一時帰国したばかりの人間だったということで色んな質問を受けたのに、あらためて「実は中国のことについて何も、本当に何も知らない」ということを、あらためて自覚した一夜だった、ということです。

 「あなたが授業している中国の大学の学生は、どんな経済状況の家庭の出身者なのですか?」

 「中国には、一人っ子政策のために戸籍登録ができない子どもが一億人いるという話だが本当か?」

 「中国には色んな王朝が誕生したが、金王朝は女真族がとったでしょう? 元はモンゴルでしょう? とすると、最大勢力である漢民族がとった王朝というのはなにとなにですか?」

 ? ?

 ……何一つ、知らない私。

 たった4ヶ月しか中国にいないんですよ、という以上に、基本的なことも知らないでいた自分を、まずは発見した夜でありました。それに参加された方の中には中国や東南アジアをはじめ多くの国を歴訪している人もいて、私なんかの乏しい海外体験などは数のうちに入らないのでありました。(A木さん、もう少しエジプトのお話聞きたかったです)

 逆に、教えられたことならあります。中国のレストランでの宴会の際、料理は必ず大皿でサービスされますが、あれは主人が最初に自分が食べて見せ、客を毒殺する企てなどありませんよというアピールだったとか。これには私も驚きました。

 私自身が確かに持っている情報など何もありません。中日関係が険悪だった時に1年生の教室で企画された「中先生と奥さんを励ます会」の記憶は鮮明ですけど、それだって「気分、雰囲気」です。確かな「情報」じゃない。そういう会を企画しながら、彼らが「この反日・反中感情が自分たちの将来(日本語を使う仕事に就くということ、日本への留学を果たすということ)にどのような悪影響を及ぼすのか」と考えなかったわけがないけど、それについても深く聞いた訳じゃない。

 要するに私の知っている「客観的な情報」など何もないのでありました。

 ただ、ハルピンの夏の空は青い。

 ハルピンの冬は、寒い。

 ハルピンの市民は私が出会った限り、とても優しい。

 黒竜江当方学院の生徒たちは、みんなひたむきで深い心の持ち主である。

 それだけのことは、伝えようと思いました。

 217日か18日には赤平を出て、また中国へ向かいます。

 あ、岩田書店の社長さんから、「中国へ行って良かったことは?」と質問されました。これには、「ますます日本のことが好きになりました」と、即答することができました。といっても中国に対して優位性を感じたというのじゃありません。両方の国に対する「好き」の感情がともども昂進したということです。これは自分にとっても財産でした。

 自分の国のことも愛せない人間が、異国を愛せるわけ、ないじゃありませんか。

 あれ? じゃぁ自分は、「日本のことなら知ってる」のだろうか?

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普通ならば業務で海外へ出かける時にはその国の歴史背景や近現代史を少しは学習して出向くでしょう。何しに行ってきたのか意味不明。

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