« DEVILさんは政治のど素人というが、じゃぁプロは | トップページ | つかの間ハルピンに来られている私の配偶者様の歓迎会を学生が »

2012年11月17日 (土)

中国的語学事情

 金曜日、ご飯を食べながら3年生のキョウさんという人が、「先生、受身使役の五段動詞の使い方について質問があります。『行かせられる』と『行かされる』とは同じものですか? 同様に使えるとしたら、どっちが一般的ですか?」と質問。

 彼女は2年生の時にN2をクリアし、間もなくN1を受験するのです。中国国内の日系企業への就職を模索する彼女らにとって、N1合格はどうしても越えないといけないハードルです。

 私はない知恵を絞り、かすかな記憶をたどり、必死で説明。

 彼女はなおも、「それじゃ、赤ちゃんに泣かれる、という例は? 赤ちゃんは泣くという自動詞的行動をとったわけですよね? それなのに使役受身になるのですか? 花が咲く、というのも自動詞ですが、花に咲かれる、という表現はありますか?」

 ……逆に私は、それ、N1の問題に入ってるんですか? と質問。彼女の返答は、「こんな問題はないと思います。私が調べていて、疑問に思ったんです。」

 さすが、勉強熱心な人は違う、と思いました。ちなみに彼女は私の日本への送付物担当です。EMSが日本についたかどうかの点検まで、インターネットを使って追跡調査してくれるのです。

 金曜日の夜は、インターネット回線が突然不調になりました。何をしても回線が応答しないのです。夜だったけど生活全般のお世話になっているリュウさんに電話。彼女は、「今大学の外にいます。パソコンのことがわかる生徒をすぐにそっちに行かせます。」と応答。電話が切れるのとほぼ同時に、ノックが聞こえました。リュウさんからの連絡を受け、駆けつけてきてくれた王さんでした。彼女はあっというまに私の問題を解決、「インターネット使用カードをチャージしたら毎回この操作をしてください」といって、自室に帰って行きました。

 早く生活の自立をしないといけませんが、言葉の壁を乗り越えるのが先。その言葉のために、毎週金曜日、3年生のチョウさんが来てくれます。彼女のトレーニングはいささかハードで、2時間半の中国語授業が終わるとぐったり疲れますが、それだけのことは、あります。おかげで肉屋さんで、「鶏肉を買いたいんだけど骨のないところを2キロね」などというコミュニケーションが容易になりました。私「我想買(字は違う)不帯骨頭(字は違う)的鶏肉、四斤」(ウォシャンマイ、ブゥタイグゥトウダジィロウ、スーチン」

 鶏肉やさんは(中国では、鶏肉やさんでは鶏肉しか売らない。牛肉と豚肉、それぞれ専門が違う。ちなみに羊肉は牛肉やさんが商う)販売作業をしながら「あいよ、骨はついてないよ、今日はいい赤カブは手に入ったのかい」。

 ロシア人だと思っているのです。

 帰り道、中国人に呼び止められました。「このあたりに★★という建物はあるかい?」

 私は、「トイブチィ、ウォシィリィベンレン、ハンユェプチダーオ」。

 中国語は勉強すればするほど身に付きますが、困ったことも。

 今日(土曜日)正午にアパートの廊下で、ニュージャージーから来ているエレンさんに会いました。彼女に、「航空券取れた? ボクは1月の初めにちょっとだけ日本に帰ることにしたよ」と言おうとして、絶句。ビギニング・オブ……とそこまで言って、『1月』が出てこないのです。エレンさんが親切に、「ジャニュアリー?」と聞いてくれて、ことなきを得ました。

 『骨なし鶏肉』を覚えて、『1月』を忘れる?

 ううむ脳みそが2つ欲しい。

« DEVILさんは政治のど素人というが、じゃぁプロは | トップページ | つかの間ハルピンに来られている私の配偶者様の歓迎会を学生が »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/589238/56134813

この記事へのトラックバック一覧です: 中国的語学事情:

« DEVILさんは政治のど素人というが、じゃぁプロは | トップページ | つかの間ハルピンに来られている私の配偶者様の歓迎会を学生が »