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2012年10月 3日 (水)

国慶節のこと、断水のこと、停電のこと

 929日から、黒龍江東方学院は「国慶節(グォチンジェ)」という名の休暇に入っています。30日は中秋節であり、学生は久しぶりに故郷に帰り(中国の大学はたとえ至近に実家があろうが入寮制)家族と一緒に月餅(げっぺい)という名の極端に甘い、そしてメーカーによって相当に味の違う真ん丸いお菓子を食べる習慣があります。私も生徒達から、「ご家族のことを思い出しながらこれを食べてください」と、合計17個の月餅をもらいました。

 実際の国慶節は103日に終わりますが、秋休みはなお続き、授業開始は108日になります。教材研究をしようと思ったら教学楼が閉鎖で、教科書から何から研究室においてあるものですからどうしようもなく、書籍を読んだり湖北省の生徒とご飯を食べたり国慶節の間じゅう毎晩開催される学生会主催の映画鑑賞会に顔を出したりしております。昨夜は日本人先生方と一緒に、湯豆腐を食べながら映画「レベッカ」を観ました。湯豆腐はM先生の手作りです。

 湖北省や福建省の生徒は実家が遠すぎて帰れません。学校に残って不自由な生活に耐えることになります。なんで不自由かというと、寮の通電時間が著しく短くなったり、学内食堂、学外食堂ともに閉鎖が増えたり営業時間が短くなったりするからです。学内に残る生徒は非常に少ないので、最小限度しかコンビニも食堂も営業しないわけなのです。

 午前6時から夜10時までにぎわっていた学内通路がひっそりしてしまうと本当に違和感があります。そんな中、働く人は働いています。工事現場は少しも変わらず猛然と埃をあげているし、ガソリンスタンドは相変わらず24時間営業だし、バスはいつものように満員です。

 中日問題が引き続き微妙なので大学のえらい先生方からの「外出は控えてください」申し入れ(というか、指示)は緩和されません。でもまさか、ずっとアパートでじっとしているわけにも行かず、今日は外出しました。みんなが心中新と呼んでいる商店街への買出しです。トイレットペーパーと食器。ほか、昨夜のように停電と断水が同時にやってきたようなときのために缶詰を買うことを思いつきました。特に断水は30時間以上続き、たぶん学校のすぐ表で行われている地下鉄工事のせいだと思うのですが、おおおお中国へ来たぞ、と思いました。断水なんて、私の子どもの頃は日本だって良くあったことです。情報は隣組を通じて回ってきますから、近所づきあいを欠かせてはいけないのでした。

 断水は予告があり、備えができますが停電の予告があったことはありません。24時間以上続いた停電のときも予告はありませんでした。突然です。いつも生徒が異常に携帯電話の充電量を気にするその理由がわかりました。真っ暗になった教学楼から、その明かりを頼りに出、寮に入るのです。

 無駄とわかっていても、2人いるアパートの管理人さんには聞きます。単なる挨拶です。

 シェンマシーホゥ、ウォメンダディァン、ライ?(電気はいつ通じる?)

 管理人さん笑顔で「プチダーォ」(わかんない)

 ミィエンティエン、ライ?(明日は来るかなぁ)

 「メイヨウ」(来ないね)

 ……中国語の勉強になります。

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