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2012年9月 6日 (木)

中国人は1人ではごはんを食べない

 到着してから、ずいぶんと生徒や先生方と食事をする機会が多いな、と思っていました。

 あるクラスの担任的立場の先生の計らいで、月曜日から木曜日まで、3人ずつの3年生が交代で、私と一緒に食事をしてくれることになりました。

 そして金曜日には日本語の個人レッスンをすることになった反日デモの翌日の私のボディーガード(ウェイトリフティングが専門。中国では重量挙げを『健身』という)との食事会があります。土曜日を置いて日曜日には2年生が「うどん」を食べに行きましょう、と言っています。

 つまり、中国には、「1人でご飯を食べるのは非常に不幸なこと」という考え方、文化があるわけです。到着したばかりの日本人先生が1人でご飯を食べないといけないなんてことのないようにせよ、というわけです。

 なるほど、愛国心と言うものには『地表から』上へ向かうベクトルが存在するのかもしれません。

 隣人が隣人を愛す、家族を愛す、所属する共同体(たとえばクラス、大学)を愛す、地域を愛す、生まれ故郷を愛す、中国という国を愛す。

 今私は中国人生徒という『隣人』から、愛されているかどうかはともかくとして『気遣われて』います。とはいえ、私と彼女達、彼らは所属する国家が違います。

 彼らが国家を愛するということ、その先に、まだ何かがあるのかもわかりません。

 ところで食事会のときの話題。

 「国慶節にはどこかへ行く?」が決まったパターンになりました。「日本の国慶節はいつですか?」という質問も受けます。私は「2月の第2月曜ですよ」と返答します。

 国慶節、約1週間、学校がお休みになります。多くの生徒は間近に迫ったN1、N2(日本語能力検定試験)の対策にあてるようです。

 私はハルピンを観光する予定です。中国語が全くわからない人間が今の段階で鉄道を使い、一人旅をするのは「難しい」のではなく「危険」だと思います。空港でも鉄道の駅でも銀行でも、英語は全く、誇張なしに、完璧に、通じません。

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