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2012年9月20日 (木)

「チャーハン」と言ってチャーハンが出てくる驚きと喜び

 毎朝545分頃に起きます。洗顔、着替えをし、6時になると同時に散歩に出ます。ハルピンの空は驚くべき青さで、快晴の日が多い。5月、6月は雨が多いらしいですけど、今は連日晴れです。そして気温は7度前後。日中の最高気温が22度くらいです。日本ではついぞ見かけなくなったツバメが、空を満たしています。その代わり、カラスという鳥がここにはいない。

 散歩は1年生のランニングを見ながらです。8月下旬から始まった軍事教練ですけどそれが終わったら早朝のランニングもなくなるのかと思ったら、この全員参加のランニングは1年生である間はずっとやるのだそうです。一週間のうち、やらないのは土曜日の朝だけ。日曜日もやります。生徒は全員寮暮らしですから、朝の6時になると恐ろしい勢いで3000人が校地を満たすわけです。

 年間を通じて、ということは1月の厳冬期、零下30度になってもやるわけです。「こんなことやってるのは黒龍江東方学院だけでしょ」というと、「何を言ってるんですか、中国全土で大学生は1年間はランニングやるんですよ」と。

 ひえ~。

 日本の大学で「1年生は早朝のランニングは義務付けね。30分ね」というと、それだけで出願者は半分以下になるでしょう。

 まぁそれがどう、というのではないのです。指導する側は「研究には体力と生活習慣だ。高校時代までとは何から何まで違うということを自覚させるんだ」というかもしれない。中には、「そのエネルギーを本来の研究に振り向ければ」という考えの人もいるでしょう。また、「これをやるから研究にも熱が入るのだ」という意見もあるでしょう。私にはわかりません。

 ところで、コミュニケーションというのは偉大なる喜びです。61歳になった私でもそうです。しかし中国語というのは発音がやたらと難しく、まず習いたてでは通じないと考えたほうが安全なのです。食堂で、「牛肉とコーン入りチャーハンね」といったつもりが、まるで違うものが出てくると悲しいです。

 今朝はダメでもともと、と、印刷やさんで聞いてみました。

 「このお店はいつ業務を開始するの?」

 10代後半と思われるかわいい女性が、「たった今よ」「現在(シェンツァイ)?」「そう(トゥエ↓)。」

 これだけの会話が、意思の疎通が、とっても嬉しいのであります。ひとたび通じないとなると、もう脂汗を流しての苦闘であります。こういう生活をしながら、自動販売機とマニュアルで満たされた、言葉を発しているけどコミュニケーションしていない、品物を手にするまでまるっきり無言で済むコンビニで埋め尽くされた、近代文明とは何なのか、考えちゃうのであります。

 あ、この締めくくりが誰でも書く「マニュアル文」になっちゃった。

 海より深く反省。

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